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カテゴリ「博物館20件]

日記,園館訪問,博物館

2024/6/11(過去ログ)
上野のかはくに行った。大哺乳類展のリベンジと、海生無脊椎動物展!
大哺乳類展のほうの感想は>>555の投稿にまとめたので、無脊椎動物展のほうを書いていく。
こっちもめちゃくちゃ良い展示!!!!
ちょうど無脊椎動物に対して興味がわいていた時期なので個人的にとても助かる展示だった。

日本館の企画展なので展示室前のホールも活用されていたんだけど、足元に円形の系統樹が広がっていて、その先に実際の写真や標本があるという形で楽しい。
比較的空いていたので系統樹を追いながら無脊椎動物のバリエーションを眺めることができた。
軟体、節足は分かるし棘皮、刺胞、有櫛、線形、環形動物なんかもふんわり知ってるけど、他に知らない分類群が多すぎてわくわくする。

めちゃくちゃ分かりやすい胚発生の説明から、それぞれの動物が海中でどう生活しているのか?にフォーカスをあてている。
増え方も生き方も三者三様!

普段あんまりスポットが当たらない生物でも、よく見てみるとみんな面白いし美しいんだなと実感する。
みんな違う生き方をして違う姿になっていて、人間はそれを食べ物やら装飾品として享受しているにすぎないんだよな……。🥲🙏
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日記,園館訪問,博物館

2024/5/24(過去ログ)
上野のかはくに行った。大哺乳類展。
いつ行こうかな~と悩んでたんだけど、監修の川田先生のトークがあると公式X(Twitter)で知り突発的に行った。
め~~~~~っちゃくちゃ良い展示!!!!
今回の大哺乳類展(3回目)のテーマが系統と分類で、これまでの分類方法からここ最近のDNA解析による分類までしっかり分かりやすく説明されている。
なんで鯨目と偶蹄目は鯨偶蹄目になったのか? なんでテンレックとハリネズミは別物なのか? フクロモモンガとモモンガは別物? 辺りの初見殺し分類がとても分かりやすい。
(ただそのぶんマイナー生物の名前がいっぱい出てくるので知らないと混乱するかもなとも思う)

個人的に勉強になったのは、アフリカ獣類と北方獣類やそこからの種の分岐について。この辺りの概観がとても掴みやすかった……!!
つい先日マダガスカルの生物の本読んでたんだけど、かなりこの部分の基礎知識に助けられた。

もちろんメイン展示の大行進もすごく良い!!
グループごとに並んでいるので、眺めながら比較するのも楽しいし、初めて見る動物もいっぱいいる。チャイロコミミバンディクートとかクマクスクスが見れるとは……。

キツネザル類の骨格標本も剥製もいっぱい眺めてきました。
平爪の解説のところでワオとかアイアイの仮剥製が整列してるのもめっちゃ珍しいし見やすいの嬉しーーッてなりました。アイアイの後肢の平爪、知ってはいたけど初めて見た;;かわいい
第二会場で色んな蹄を並べて見れたのも面白かった。
動物の手足ってみんな個性的で大好き!
少し前に話題になった二ホンオオカミだと判明した標本も。

他にもなかなか見る機会がない標本がいっぱいあって大満足!!
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この日は他の用事も入っててたので、トークショー含め3時間半くらいでかなり急ぎ足。
日本館でやってた無脊椎動物展は諦めた。
あとホロライブのししろんのポスターも見れてよかった。かっこいい!
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日記,博物館

久しぶりに博物館行った!!
科博の昆虫展ギリギリだったけど行けてよかった。
9月はとにかく回復に努めててどこの園館にも行けなかったので、久しぶりに博物館の空気を浴びれてやっぱり博物館好きだな~! と感じる。

体力落ちてるので帰ってからへろへろになってしまったけど、素敵なムシたちがいっぱい見れたし、気になってたモモイロヤママユぬいも入手できたのでプライスレス。
溜まっている訪問ログもあとで書こうと思います。

日記,園館訪問,博物館

2024/3/26
大阪市立自然史博物館に行った。初訪問。
博物ふぇすでよく名前は目にしていて、TouTubeチャンネルもちょくちょく見ていたので前々から行ってみたかった博物館。
全体的な雰囲気は目新しさよりも安定感の強い印象だけど、展示内容の切り口が新鮮でとっても面白かった!
目立つ展示としては巨大な恐竜化石やクジラ骨格展示がありつつ、地域に関連した内容が掘り下げられていてとても良かったし勉強になった。

屋外にあるクジラ骨格のナガスケとマッコは、展示までの経緯なども書いてある。
先日のマッコウクジラ(淀ちゃんではなく、その1ヵ月後のほうのマッコウ )もいつかここに並ぶのかな~。
常設展室内で印象強かったのは古生物化石が多くあるエリア。
ぱっと見で物量が多いので迫力があるのはもちろん、並べ方やパネルなどじっくり見ると展示意図が伝わってくるようでとても面白い。
マンモスとナウマンゾウの違いがとても分かりやすかったり、デスモスチルスやアロサウルスをあえて少し前の復元ポーズで展示していたりする。
あえて古い展示物をそのままにして新しい文脈を生んでいるのが良かった。
全体的に物量がすごいけど構成が見やすいから飽きない。
比較的新しめな雰囲気の第五展示室はゲームや実験っぽい展示が多くて、子どもも楽しめそうだな~と思った!
出入り口側の建物のほうも、大阪の自然とそれに関わる文化についてたくさん触れられていて楽しい。

開催中の特別展は「自然史のイラストレーション ~描いて伝える・描いて楽しむ~」でした。
博物画って専門性が強いのがとてもかっこよくて憧れがあるので、じっくり見られて最高。
研究者のスケッチも、分野によっては「そこ重要ポイントなんだ!」と初めて知ることなんかもあって、情報の宝庫……カッコイイ……とがっつり見入ってしまった。
自分はかがくのともで育ったので、自然史系の絵本の監修版とかもとてもテンションが上がった。

合計4時間弱くらい居たけど、もっとじっくり見れたな……と思うボリューム。
同じ敷地内の長居植物園もがっつり回るなら一日中いるのは余裕だろうなと思う。
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追記:2024/5/9に写真を載せました。

日記,博物館

かはくのクラファン の返礼品の図鑑が届きました!
赤い布張り+箔押しの装丁がとってもかっこいい……!🥹✨
ボリュームがかなりあるのでまだ最初のほうしか読んでないけど、メインである研究者さんたちの推し標本解説はもちろん、先生方のインタビューや科博の振り返りなども読み応えがあります。

標本解説も、これはあそこに展示してある標本だ! とすぐ分かるものもあれば、そもそも全然知らないものもある。
そして標本自体を知っているか否かに関わらず、それぞれのエピソードや重要性が研究者目線で語られているので知らないことがいっぱいで最高!
これを読み込んでから実物を見に行ったら解像度爆上がりだろうな~! とっても素敵な本です。

かはくは月額サポーターも開始している みたいです。
お財布事情もあるので自分は検討段階なんですが、施設にはこれからもいっぱい行こうと思います!
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日記,園館訪問,博物館

食と農の博物館に行った。初訪問。
(※つくばの「食と農の科学館」とは別物で、都内にある農業大のほうです。)
メイン目的は企画展の「JOZOO -醸造と発酵の世界-」。
twitterもといXで、シュールストレミングとふなずしの食品サンプルについての話題を見た ので。
しばらく前に行ったかはくの和食展とも繋がるところがありそうなのと、キツネザル類がいるらしいのが前々から気になっていたのでこれを機にと足を運んだ。

和食展では「和食という枠組みという中での発酵」だったけれど、こちらでは日本を中心に世界各地の発酵食品について触れられていたのでまた違う情報があった!
日本や東南アジアでは湿度が高いからカビの利用が多く、ヨーロッパなどでは酵母の利用が多いというのは納得。
酵母や細菌などの写真が充実しているのは研究施設ならではなのかな?
麴蓋や抱樽などが触れる展示として置いてあるのも嬉しい。

常設展示は鶏の剥製と、日本各地の酒に関連した展示物が印象的だった。
温室にはキツネザル類(ワオ、ブラウン、クロ)とケヅメリクガメがいて、植物もユーフォルビアやパキポディウムなどマダガスカルっぽいものが多くて嬉しい。ハナキリンがちらほら咲いていて、トゲトゲの枝に真っ赤な花が映えてとってもかわいい~。
あとハオルチアが種類も量もいっぱいで最高だった。ここに住みたい。
マダガスカルの手工芸品も売っていたので木彫りのちっちゃいワオキツネザルを迎えました。絶妙な顔がかわいすぎる……!

ゆるりと回って2時間弱くらいでした。
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館内での撮影は要申請っぽい?のでしていません。温室エリアはフラッシュ焚かなければOKとのことでした。

博物館

かはくで始まった企画展のテーマが海生無脊椎動物なの面白そうすぎる~!
無脊椎動物が最近自分の中でアツいのでとっても楽しみ。
人類よりずっと前からこの世界にいて、個性的なかわいさや面白さがいっぱいのグループ、まだまだ知らないことばっかり……!
開催期間もけっこう長いので、16日から始まる哺乳類展とあわせて楽しめそう🦀
企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」

日記,博物館,雑記やメモ

キャラデザチャレンジのお題に合わせてちょいちょい生物蛍光を調べていて見つけた産総研の記事。
目指せノーベル賞!じつは謎だらけ「発光生物」のミステリー
産総研がこういうの出しているの知らなかったけど、なかなか面白そうな記事がいっぱいあるのでまた読みに来よう。
推し博物館の一つである地質標本館も管轄が同じなので記事が色々あって嬉しい。
体感!「動く日本列島」面白“地質博物館”探訪記
#調べもの

日記,園館訪問,博物館

インターメディアテクに友人と行った。
学生の頃は上野のついでくらいのノリで頻繁に立ち寄ってたけど、コロナ禍もあってかなり久しぶりの訪問。
なんとなく自分にとって一人で行く場所ってイメージになってたけど、とっても楽しかった! 友人氏に感謝。
むしろ解説がざっくりしている箇所が多いぶん、「骨格を見比べるとここが特に違う」「この標本はこうなのかもしれない」など会話のなかで新しい発見があるのがよかった。
企画展はちょうどやってなかったタイミングだけど、それでも4時間くらいじっくり回れたので満足。

しばらく前に一部の会場内撮影が解禁されたので写真つきです。
壁にいるマチカネワニさんと、ラベルないけど多分キツネザル類の骨格。
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園館訪問,博物館

2023/12/13
上野のかはくに行った。目当ては特別展「和食」。
2020年の中止時に図録を通販で買っていたけど、博物館で実物を見るということのよさを実感した。とてもよかった!!
全体として和食の面白さを押し出しつつ、日本以外の食文化にも興味がわくような解説もあって、食文化そのものに対する視点の幅が広がる感じがする。
農業も海洋生物も身近にその畑の人がいるけど、その面白さの一端がわかった気がする。
自分たちは自然の多様性を利用させてもらっている立場なんだと、背筋を正す気持ちになる。彼らがいなきゃ生きることすらままならないから保全しなきゃならない、保全するには知らなきゃならない。知るには"科学"の姿勢が要る。

和食というとその特異さがよく語られるけれど、他文化を深く知らずに比較することはできないと常々思う。
「食べてきたもの」と同時に、「食べてきてないもの」を意識することの難しさも感じた(モリーユやトリュフは触れられていたけど、畜産に関する展示はほぼなかったと思う)。
最後のパネルでも言及されていたように、他文化をもっと知ってはじめて和食の面白さの本質がわかるんだろうな。今の自分に和食の特異性を断言できるほどの知識はないから、もっと知りたいな、という気持ちになった。

あと一部の解説パネルが布印刷なのも雰囲気があってよかった。
終盤の和食調理ASMRみたいなゾーン、知識というよりも肌で感じる展示でこういうのも良いな~と感じる。
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追記:2024/2/28に写真を載せました。
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