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No.490

作品感想,映画

2024/6/18
劇場で「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」観た時の感想を書いていないことに気が付いた。
てっきり書いたものだと……。

覚えている範囲で書いておきます。
ちなみにウマ娘は2期を見たくらいでがっつりは知らなくて、友人に連れられて観に行った。
最初から最後まで映像表現が多彩ですごい!
イントロにあった映画っぽい表現も、「動く馬」のオマージュなんじゃないかな?と思ったり。
「動く馬」は馬の速さが人の目で捉えられない、っていう代表的なエピソードなのでこのイントロに似合っているな~!と思ってかなり印象強かった。
ほかにもレース中の激アツ描写とか、一昔前の少女漫画っぽいギャグ描写とかもあって目が飽きない!!
自分でさえこだわりをいっぱい感じるから、見えないこだわりもいっぱいあるんだろうな……!
アニメ見た時も思ったけど、ウマ娘がプリティーをかなぐり捨てて走るところ本当にかっこいいね。

あと作中で記号的に使われるサンキャッチャーがとても良い。
フジさんの強い光を受け止めて虹色に輝きだすポッケちゃんのサンキャッチャー、っていう「陽の光をとらえて内から輝きだすもの」としてもめちゃくちゃエモだし、
光速を超えるとされる粒子の名をもつタキオンの側で、彼女に追いつけない「光」を受け止めてそこから無限の色を見せるものとして描かれるのも美しすぎた。
タキオンが走るのをやめても光は窓の外から降ってくるんだなって……。

ていうかサンキャッチャーって存在自体を選ぶのが素敵だなって思った。
直訳すると「陽の光をとらえるもの」だけど、
ポッケちゃんにとっての太陽はフジさんだし
タキオンにとっての太陽はポッケちゃんたちなんだなと。
誰かに照らされる自分も誰かを照らす、っていう構図、いいですよね……。

そんでもって、ポッケちゃんにかなり感情移入しながら観てたので
タキオンがレースから去った時に「おい!!まだ勝負しようや!!😭😡😩🤯」って感情爆発になっちゃったし、正論反論されて下唇かみしめまくった。
そしてそのぶん最後でウワ―――となった。
ちなみににわかですがタキオンさんは以前から面白お姉さんという認識でわりと好きです。

キャラクター的にいちばん刺さったのはポッケちゃんとフジさんの関係性でしたね……関係性なので推しとかとは違うんですが(推し判定までが慎重派なので)、師弟とか兄弟弟子っていうのに弱くて……フジさんがほんとうにかっこよくて……あの走りがさ……ね……。
ちなみに観に行く前日に友人からフジさんの勝負服見せてもらったんですが、「このお姉さん胸元大丈夫!? そういうお方なんです!?」って思ってたんですよ。
そんなこと見てる間1mmも考えなかった……最初から最後までずっと、ただただかっこよくて美しくて輝かしいよ…………!!!!!!
映像的にはポッケちゃんとフジさんを柳の葉が隔てるシーンとか、夏祭りとか印象的だったな。
フジさん本人が纏う印象が華やかなぶん、切ないカットがしっかり刺さる。

トータルめちゃめちゃ良い映画でした。サブスク配信にきたらまた見たいな~。
このあと体調崩したんですが後悔はない。
畳む

↑記憶頼りのわりに長くなりました
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