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カテゴリ「アニメ(時系列順)48件]5ページ目)

作品感想,アニメ

白鯨伝説の続き。
21話
ホワイトハットは明確にコメディリリーフ枠になっている。空気の読めなさと紙一重なので、シリアス度が強くなる中では浮いているが……。
ババが……!! やっぱりババはクィークェグだったんだ、簡単には死なない!! 町で流れていた歌が復活に使われるのも、陽気なババにぴったりだ。
オハラの顔の模様はやっぱりメイクだった。気合の入れ方で模様変えてるのかな。
サブタイトルの「カム・バック」に三重の意味が込められている。デュウの合流が楽しみ。

22話
ホー将軍、この人嫌なキャラだな~というのを思い切り見せつけてから退場するまでが速すぎた。嘘だろ。
ムラトはオハラを母に重ね、オハラはもはや地位を失い、頼れるものがムラトしかいなくなった。なんて寂しい2人きりの世界だ。
デュウとエイハブが互いを仲間とかじゃなく「友達」と言うのが好き。
デュウを責めるモアドの人々は何も悪くない。これが戦争か。

23話
エイハブとラッキーの吹雪の話、大人になって聞くと意味がよく分かる。
セイラが最後に会いたかったのはハリーじゃなくてデュウだったんだな……。
うわーこの新大統領ヤダーッって思ったらホー将軍の父かい! 親子そろってさあ。
ぼろぼろになっても美しいオハラ。やっぱりこの二人好きだ。
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#白鯨伝説

作品感想,アニメ

白鯨伝説おわり!
24話
人を人とも思わない攻撃の描写がえぐい。戦争の本質を描こうとする気概を感じる。シローが憎しみにとらわれるのは時間の問題だとは思っていたが想像以上のパワー。
地下を進みながら会話するシーンが美しすぎて鳥肌。構図や演出の力ってこんなにすごいんだ……。
サブタイトル通りの「迷走」が、逆にリアリティを感じる。仲間がここまでエイハブのことを信頼し、エイハブも皆ついてきてくれると分かっているからこそ、このチームはここまでやってこれたんだろうなあ。

25話
火炎放射とかムラトのビームのシーン、ここまで描写するのか、ってぞっとした。(あまりこういうシーンを見慣れていないからかもしれないけど)
アベルカインって変な名前だと思ったら、2人で一つという伏線まで回収されてぞっとした。デューの人間性が時々見えたのはこのためだったのか……!!
白鯨に対峙するエイハブの一連のカットがすごく格好いい。
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26話
これで終わり!!!!??????!!!!!!?!!
本当に叫んでしまった。まじ!?!?
もっとエピローグとかあるのかと思って……思ってたら……これで終わりなのか……。そうか。

最期に白鯨が尾びれを振ったところで「デューの起動装置も冷却処分したしこれで宇宙の彼方に別れてエンドか。原作白鯨のオマージュとしては納得いく終わり方だな」って思った……思ったんだけど?? 爆発したぞ????
デューもといカインと戦いまでしたのに、装置の停止ではなく周回軌道を外れて爆発という結末になったのが謎。
冷却処分までは実はできていなかったけど、カインが生命維持できなくなったことでアベル側でイレギュラーな処理がされた、とかかな。

最期にラッキーのモノローグが入り、セーラのシーンが入ることでモアドが白鯨の被害から免れたことは分かる。
しかし連邦政府からの圧力はこれからもあるだろうし、モアドの住民は数百人にまで減ってしまったから、今後も平和とはいかないんだろうな。
セーラが起きたのは、デューが一度花を与えていたのと、ムラトの処置が上手くいっていたから?
セーラはせめてモアドの希望の花になってほしい。

ムラトの最期は正直かなり好きだった。
オハラを失ってもなお暴走せずエイハブ達に着いてきたのは、彼が最後に残した心の強さゆえだろうし、我を失わずに楽になれてよかった。ジェイコブスの雄姿はエイハブに語り継がれるだろうな。
ムラトとオハラは、エイハブを除いたら今作で一番好きかも。

表現的な所でいうとエイハブとデューのアクションシーンがすごくて、今のアニメのハイクオリティなシーンと遜色ない動きと迫力があった。
構図も格好いいカットだらけでめちゃくちゃ勉強になる。
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「白鯨伝説」全体として、とても好きな作品だった!!
最後の駆け足感はあったけど、エイハブ船長のもつ「人情」と「白鯨への狂気」という両極端な要素が物語をずんずん突き動かしていくのが気持ちいい。
仲間それぞれの強さもうまく嚙み合っていて、エイハブを中心にまとまって動く感じが安心感ある。
(思い返すとがっつり仲間割れするシーンってなかったな。)

船長としての頼りがいのあるエイハブと、"エイハブ船長"としてのエイハブのバランスもかなり良かった。
24話の「迷走」はこの二つの間で揺れるエイハブ・イシュマール・アリらしさが特に出ていて好き。
白鯨の二次創作というより、オマージュ作品というのがしっくりくる。

今見るとめちゃくちゃセクハラなギャグシーンが多くてアレだけど、そこはまあ当時の表現としてこれも作品の一部だよな、という感じ。

あとアンドロイド達の描写が「ヒトの姿はしているが人間ではない」という表現がたくさんあってたいへん好み。
個人的に人型人外の好きなところが詰まっている。

こんな勢いでこの話数のアニメ全話見終えたの初めてかもしれない。
原作白鯨も鯨類も大好きだからという理由もあるけど、やっぱり作品自体がとても面白かったな……。
同監督のガンバの冒険も観てみたいし、白鯨つながりでムーの白鯨も観てみたい。
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#白鯨伝説

作品感想,アニメ

「チ。-地球の運動について-」の1、2話を観た。
わくわく科学ファンタジーアニメだと思って観始めたら、しょっぱなから痛そう!! ウワー! ギャー! ってなってしまった。
しかし面白そうだし、こういうの表現への耐性もつけたいのでところどころ目をそらしながら見る。
予想はしてたけど国名とか伏せていて、あくまで現実ベースではないんですね。

地動説の美しさが語られるシーンが好き。
美しさを一つの軸にもつのはかなり科学者らしいなと思う。

フベルトさんめちゃくちゃ好みの気配がする……好きになるかもしれないけど今後の展開次第だから慎重になろう……と思ってたら爪痕を残して2話で退場した。
……………………え?? もう出てこないんですか!!???!??
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#チ。

作品感想,アニメ

チ。の3~6話を観た。
この作品面白っ……。
3話
想像を裏切られる展開のオンパレードでびっっっくりした。
ラファウの最後の夜の会話が好きだ。
OPとEDはラファウだけどこの後どうなるんだ!?

4話
OPとEDの映像が変わった……びびった……。
ノヴァクさん、怖くて底知れないタイプのおじキャラで正直ちょっと苦手なタイプだ。いるだけで心臓がキュ…ってなる。

5話
ここでついに第二章……!!
オクジーはひとつの考えに呑まれて視界が狭まるというのをとにかく強調しているキャラで、グラスさんはそれに綺麗に対比しているなと思う。
自分が何を信じるか、信じたいかを自分で決めていく姿がかっこよくてかなり主人公っぽい造形だなと……思ってたんだけどな……。
バデーニさん、視聴前に唯一顔を知ってたキャラなのでどんな人なのか楽しみ。

6話
バデーニさん、いい意味でやばい人だった。自分の考えの正しさへの軸がすごく強い。
純粋な好奇心と傲慢さと合理性の塊という点で、ラファウにそっくりだ。好きだな~~~!
オクジーはこれまで「視聴者と違うものを信じる者」としてのキャラだったけど、その世界が言葉通りひっくり返るんだな。オクジー視点でどう映るのか楽しみ。
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#チ。

作品感想,アニメ

チ。の7~10話を観た。のんびりペース。
7話
OP、EDにいたヨレンタが登場。
ヨレンタの父、この人かい……ッ! でも一切顔が映らないのは何故だろう。
コルベさんが善人というのは本当なんだろうなと思う。むしろこの周囲の価値観に疑問を抱けるヨレンタがすごすぎるというか。
3人が合流したのでここからも楽しみ。

8話
バデーニの猫かぶり態度、普段とのギャップが好きだ。
ピャスト伯もまた無謀に真理を求める挑戦者であるというのが、他のキャラと重なって良い。
研究のための情報を開かれたものにするか否か、というのは博物学に通じる文脈でもあるな。情報を知る人の数は可能性の数でもある……というのは現代の感覚でもあるんだろうけど。

9話
自然科学や科学史の良さが詰まったすごい回だった。
知識が増えると景色も変わること。 データは感情をたびたび置いていってしまうこと。文字は時代を超えるということ……。
ヨレンタが周囲の環境を考えると異様に浮いているんだけど、それどころじゃなく魅力的なシーンが多くて良い!
オクジーが金星を見た時の映像表現も良かった。
エンディング入った時ちょっと呆然としてしまった。

10話
バデーニの傲慢さは与えられた環境から来ているけど、その傲慢さゆえに知を他人に与えることは良しとしないんだなあ。
ネックレスに楕円軌道を見るシーン鳥肌立った……今では唯一フベルトを思い起こさせるアイテム。
それはそうとバデーニ面白すぎる。オクジーの物語に一体何が書かれていたんだろう。
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#チ。

作品感想,アニメ

チ。の11~14話。こわいよ~~~
11話
ストレスやばい回!!
痛そうなのと怖いのがマジで苦手なので……この点に関しては本当に作品との相性が悪いんだけど……でもこれも含めてこの作品だから……。
ノヴァクさんの怖さ本当に吐きそう(誉め言葉)。

12話
サブタイトルの「地動説を信仰している」の回収が好きすぎる。
学問と信仰は別物だがそれはそうと学問を信仰してもいいのだ(※本質さえ見失わなければ)、とは常々思っていることなので、同じ思考が垣間見られてゾクゾクした……。
「疑う」ことの良し悪し、そもそもなぜ疑うのか?という信念的なところを描くのがとても良い。
やっぱりオクジーというキャラの在り方かなり好きだ。
オープニングの怪獣が本当にぴったりだ。

13話
ストレスやばい回(1回ぶり2回目)!!
塔のシーンは好きだった。あの問いの答えは知識欲とかか? と思っていたら「自由」で、オクジーらしいなと思う。
バデーニとノヴァクの相性そりゃ悪いよなあ…………。

14話
ぎゃー!!あれらの拷問のシーンここまでちゃんと描かれると思ってなくてちょっと本当に無理だった!!痛そう!!!!画面が見られない!!!!!!声もしんどいのでここだけ倍速にしました……。
そして今になってフベルトさんの口元の傷跡の正体が分かってぞっとした。痛々しい。

このパートではグラスの思想がオクジーを変え、オクジーの感動がバデーニを変えたんだ。
伝えて託し、受け入れて、自身と世界を変えていく話なんだ……。
ヨレンタはああなったけどこの後どうなるんだ~~。
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#チ。

作品感想,アニメ

チ。の15、16話を観た。
移り変わってゆく中に痕跡を見る。
15話
主人公らの視点で見るとノヴァクは「理解してくれない側の人間」だけど、彼は彼で敬虔な信者だし、ヨレンタ思いなんだよな。
子どもに優しさをかける人間だというのも登場時から描かれていたし。
そしてバデーニさんえらいことやったなあ!!??!?こんな書き残し方があるかよ……。
でもこれができたのは貧民に優しくしたオクジーのおかげでもある。

16話
突然の25年後。
OP映像めちゃ変わったしED曲も変わった!
自然主義者シュミット、話し方が極めて論理的で人間として好みだ。あとフライの喋り方とか視線も好きな気配がしている……。
「それでは知性のない獣と同じだ」という言葉、作中でたびたび出てくるの印象的だなあ。果たして何が人間らしい考えなのか、その答えにはそれぞれの偏見が含まれているから一つの事実はない。それぞれがそれぞれの知を信じている。
最後に出てきたアントニー司教って、ノヴァクを敵視していたあの人か。

……ヨレンタは!!??
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#チ。

作品感想,アニメ

チ。の17~19話を観た。
登場人物の理念を象徴するような素敵な会話が多い。
17話
ドゥラカのおじさん何者なんだ。時代的なものがあったとしても、「神はいない」ってここで普通の生き方してて辿り着く考え方じゃないよな……って思ったけど移動民族(ジプシーもといロマ的な?)だからさらに宗教観少し違ったりするのかな。
それはそうとあの判断は許せないぞおじさん! この人でなし!!
そしてここでようやくオクジーの書いた本の内容が明らかになるのアツい。
バデーニはポトツキのくだりもしっかり書き残してくれてたんだ……やるじゃん……。泣

18話
シュミットとドゥラカの立場は違えど、思考の理論自体の相性は良さそうだな~早く会ってほしい~と思ってたけど、いざ生じた馬車の中での会話がめちゃ良い。面白い。ちぐはぐな会話だが二人とも確かな信念に基づいていて、相手の考えがありえなくとも頭からの否定はせず、ここに「間違い」が存在しない……というのが何より良い。
科学者には意外と運命論者が多いという話があるけれど、シュミットはそれを体現した人物だなーと思う。
火薬に羅針盤に活版印刷!!かつて本当に時代を変えたものの話だ。地動説と同じく、今では当たり前に存在しているものたち……。
オープニング映像で、ドゥラカとシュミットたちの朝日のシーン印象的だったのでようやくスッキリした。二人の対比を描かれているし、画面も美しい素敵なシーンだ。
ヨレンタ!!!!あなただったのか!!!!!!!(驚きと納得)(ちょっとノヴァクに思いを馳せる)

19話
ノヴァク狂ってこんなになっちゃったの……まあそうなるかあ。ラファウのことを思い出した瞬間に当時の鋭さを蘇らせるの流石すぎてゾッとする。
ボロボロのペンダント見ててつらいなあ、フベルトを知る者はもうほぼいないが、地動説は生き残り続けている。
ヨレンタは昔よりずっと鋭くて、態度にも視線にも年季が入っている。あれから経てきた人生の重さ、余程なんだろうな。
今回のヨレンタとドゥラカの会話、全部好きだ~~。
本の内容を聞いてかつての敬語が戻るヨレンタにも涙する。言葉って奇跡ですね。
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#チ。
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