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2024年12月26日(時系列順)2件]

作品感想,映画

『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
某ラジオで強くお勧めされていた洋画で気になっており、
せっかくなのでクリスマスに観た。
説明しづらいしジャンルもよく分からないんだけど、しみじみと良い話だった。
西洋にとっての「クリスマスに一人」は日本でいう「正月に一人」くらいの感覚だと聞いたことがある。
今はもはや周りからも「そういう人もいるよね~」くらいに見られるけど、
しばらく前までは「ご実家が大変なんですか」「何か事情があるんだな……触れないでおこう……」みたいに腫れもの扱いされる感じ。
ただでさえこの映画の時代は1970年だったので、そのへんの感覚が顕著だなと思う。
クリスマスに実家帰れない奴は家庭の事情が複雑か、もしくはヤバいやつだ、という。

「それぞれに人生がある」って言うのは簡単だし理解はしているけど、なかなか深く知ることはない。
せいぜい「相手の出方を伺って、深いところへは立ち入らない」のが無難だから。
でもそれを体当たりでお互いにヒビ割れながら知っていく、という話だった。

アンガスとハナム先生の最初の関係性が悪かったからこそ、
お互い傷けるのを厭わずにぶつかっていったし、互いに得たものも大きかったんだよなと思う。

反抗期の高校生も、堅物な歴史の先生も、食堂のおばちゃんも傍から見たら「そういう人」でしかない。
でもみんな一人の人間として、人生それなりに背負っているものがある。
クリスマスという大切な休暇を一緒に過ごしていく過程で、それぞれのラベリングが剝がれていくのが良かった。

悲しいことに「何の心配事もなく」「全く健康な人」って世の中にはほとんどいない。
みんな何かしら、物理的だったり精神的だったり身の上だったり、いろんなところで大変なことがある。
当たり前ではあるけれど、それをひしひしと感じる話だった。
熱さはないけど、しみじみ人の暖かさを感じるような映画。

あと先生と一対一で専門の博物館行けるのはちょっと羨ましいぞ。
畳む

キャラデザ

#キャラデザチャレンジ
ワイン大好きなタコ人外美少年
[キャラデザチャレンジ]ワイン人外美少年
[キャラデザチャレンジ]ワイン人外美少年

貴族っぽい服でお坊ちゃま感があってワイングラスを手に持つ、まではかなりテンプレ的なデザイン。
お題からほぼ完成系のイメージは固まっていたので、どこで遊ぶかと考えたところこうなった。
見た目10歳の酒豪→完全に普通の人間ではないので、人外感とギャップ萌えを組み込むために巨大なタコ足を生やす。
色も良い感じにワインレッドでまとまったのでよかった。
畳む

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