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No.599
2025年4月16日(水)
〔13日前〕
作品感想
,
映画
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すき!
劇場で『Flow』観てきた!
うっかりしてたら上映期間がもう終わりかけだったのであわてて滑り込み。
かなり全体的に好きだったけど、謎も多くてまだ掘り下げがいがありそう。
配信とかで機会があればまた観たいし、これを書き終わったら他の人の考察を読みに行きたいな。
感想
セリフなし、野生動物のみでここまで表現できるんだなあ~! と感動した。
動物たちはもちろん、植物のリアリティや空気感もすごかった。セリフがないぶん音にこだわってるのかな?とも感じる。
3Dアニメなんだけど、色数を減らしているからか素朴さがあってそれも良い。ヌルヌルしすぎない感じ好きだ。
猫の動きや表情のリアリティがとにかくすごい!!
よほど猫好きな人が作ったんだなと思う。犬もかわいい。
ワオはぱっと見痩せた個体なのかな?と思ったけど他の個体もそう変わらなかったのでそういうモデリングなんだろうな。もっと太ももフカフカでいいんですよ……!?
でもワオが出てくる映画って時点でレアなので嬉しい。動きを含めた全体的な雰囲気がザマダガスカルのキングジュリアンっぽくてかわいいし。鳴き声もワオのそれでかわいい。
カピバラとヘビクイワシもそれぞれのモーションにらしさがあって良かった。
カピバラ好きやヘビクイワシ好きから見たらまた違ったように見えるんだろうか? ヘビクイワシが全体的に白いのは気になったけど。
予告を見て、野生動物特有の人間らしさがない描写を楽しみにして行ったので、ちらほら人間っぽさのある表現があってウーン?となったとこは正直ある。
※たぶん自分が細かい擬人表現に敏感なだけで、全体的にはめちゃリアルで楽しめます!!!!これはまじ!!特に犬猫好きには全力おすすめできる。
勿論映画である以上、そういう表現を使わずにストーリーを進めるのはまず無理だろうし、実際にそれ込みでストーリーが進んでいくのは面白かったから、総合的にはかなり好きでした。
水に沈んだ遺跡とか巨大水棲哺乳類も大好きなので、モチーフとしても刺さるものが多かった!
畳む
考察とか
大前提で気になるのが、あの狭い範囲にいる野生動物にしては、種がかなりおかしいということ。
犬猫はそもそも愛玩種なうえに色んな地域の犬種が同じ群れにいるし、
野生種たちも本来カピバラは南米、ヘビクイワシはアフリカ、ワオキツネザルはマダガスカルと完全にバラバラの生息域なので同じ地域に住んでいるのにはすごく違和感がある。魚もみんな熱帯魚みたいな色合いだし。
考えられるのは、あの世界が人間がいなくなった後のようだったので、動物園などの飼育個体が野生化した?というもの。
もしくはこの地球とは違う所なのかもしれない。
全体的に動物はリアルだけど、端々に人間らしい判断が見える。
例えば梶の仕組みを理解していたり、他の動物を助けようという意志がみえたり。
展開の都合かもしれないけど、もし世界観に関係してたら面白いな。
……というか、そうでもないとワオの異質さが納得いかないんですが!!??
ワオは正直キツネザルとしてというより、霊長類の代表として起用されたのかなという感じがかなりする。
というのも他の動物に比べてやたら人間っぽさが強調されていたから。
鏡のくだりや帽子を被った個体の描写はもちろん、表情は他の動物よりコミカルだし、何より前肢の使い方に類人猿っぽさがある。
(上の感想部分で書いた「ザマダガスカルのキングジュリアンっぽい」のはここが大きな要因かなと思う)
モデルへの忠実度でいったら ネコ>犬>>カピバラ>ヘビクイワシ>>>>ワオ ってぐらい、ワオがやたら人間っぽい。
あの巨大な水棲生物はヒゲクジラ系に見える(確実に哺乳類ではありそう)。ここが人間がいなくなった後の世界だとすると、ヒゲクジラが進化したものなのかな?
でも猫の家がある程度綺麗なことや、犬の品種ががっつり残っていることから、人間が消えてからそんなに時間は経ってなさそうなんだよな。でも猫の家以外の人間の形跡はボロボロなので、時系列が謎。
もしかしたら猫の家の主は最後の生き残りで、猫の像を作り続けていたのかな。途中で出てきた人間の像は、同じ作者の過去作とかだったりして。
ヘビクイワシの最期は本当に分からなかった。あそこだけめちゃ急展開だったし。
水面上昇の鍵をなぜあの一個体が背負ったのか?(もしくは水面が下がったのは偶然なのか) なぜ黒猫が来るまでヘビクイワシは連れていかれなかったのか? なぜ黒猫もあの景色を見ることになったのか?
必然性があるのかもしれないし、特にないのかもしれないとは思う。謎。
一番最後のシーンは、分かるかと言われれば全然分からないんだけど、個人的にはかなり好きな終わり方だった。
「ただそこにあるだけで、感情で読み解く必要のない事実や景色」が描かれるのが好きだ。意味なんてなくてもいいんだ(だから自分は歴史より自然史にときめきがちなんだろうと思う)
彼らはきっとクジラを助けられなかっただろうけど、誰一匹悪くはないし、クジラを救う魔法もここには別になかった、という事実がそこにあった。きっとあの後は森の養分になっていくんだろうと思うし、あのクジラは超常現象の犠牲者のうちの一匹でしかないんだろう、とも思う。
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猫の動きや表情のリアリティがとにかくすごい!!
よほど猫好きな人が作ったんだなと思う。犬もかわいい。
ワオはぱっと見痩せた個体なのかな?と思ったけど他の個体もそう変わらなかったのでそういうモデリングなんだろうな。もっと太ももフカフカでいいんですよ……!?
でもワオが出てくる映画って時点でレアなので嬉しい。動きを含めた全体的な雰囲気がザマダガスカルのキングジュリアンっぽくてかわいいし。鳴き声もワオのそれでかわいい。
カピバラとヘビクイワシもそれぞれのモーションにらしさがあって良かった。
カピバラ好きやヘビクイワシ好きから見たらまた違ったように見えるんだろうか? ヘビクイワシが全体的に白いのは気になったけど。
予告を見て、野生動物特有の人間らしさがない描写を楽しみにして行ったので、ちらほら人間っぽさのある表現があってウーン?となったとこは正直ある。
※たぶん自分が細かい擬人表現に敏感なだけで、全体的にはめちゃリアルで楽しめます!!!!これはまじ!!特に犬猫好きには全力おすすめできる。
勿論映画である以上、そういう表現を使わずにストーリーを進めるのはまず無理だろうし、実際にそれ込みでストーリーが進んでいくのは面白かったから、総合的にはかなり好きでした。
水に沈んだ遺跡とか巨大水棲哺乳類も大好きなので、モチーフとしても刺さるものが多かった!
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大前提で気になるのが、あの狭い範囲にいる野生動物にしては、種がかなりおかしいということ。
犬猫はそもそも愛玩種なうえに色んな地域の犬種が同じ群れにいるし、
野生種たちも本来カピバラは南米、ヘビクイワシはアフリカ、ワオキツネザルはマダガスカルと完全にバラバラの生息域なので同じ地域に住んでいるのにはすごく違和感がある。魚もみんな熱帯魚みたいな色合いだし。
考えられるのは、あの世界が人間がいなくなった後のようだったので、動物園などの飼育個体が野生化した?というもの。
もしくはこの地球とは違う所なのかもしれない。
全体的に動物はリアルだけど、端々に人間らしい判断が見える。
例えば梶の仕組みを理解していたり、他の動物を助けようという意志がみえたり。
展開の都合かもしれないけど、もし世界観に関係してたら面白いな。
……というか、そうでもないとワオの異質さが納得いかないんですが!!??
ワオは正直キツネザルとしてというより、霊長類の代表として起用されたのかなという感じがかなりする。
というのも他の動物に比べてやたら人間っぽさが強調されていたから。
鏡のくだりや帽子を被った個体の描写はもちろん、表情は他の動物よりコミカルだし、何より前肢の使い方に類人猿っぽさがある。
(上の感想部分で書いた「ザマダガスカルのキングジュリアンっぽい」のはここが大きな要因かなと思う)
モデルへの忠実度でいったら ネコ>犬>>カピバラ>ヘビクイワシ>>>>ワオ ってぐらい、ワオがやたら人間っぽい。
あの巨大な水棲生物はヒゲクジラ系に見える(確実に哺乳類ではありそう)。ここが人間がいなくなった後の世界だとすると、ヒゲクジラが進化したものなのかな?
でも猫の家がある程度綺麗なことや、犬の品種ががっつり残っていることから、人間が消えてからそんなに時間は経ってなさそうなんだよな。でも猫の家以外の人間の形跡はボロボロなので、時系列が謎。
もしかしたら猫の家の主は最後の生き残りで、猫の像を作り続けていたのかな。途中で出てきた人間の像は、同じ作者の過去作とかだったりして。
ヘビクイワシの最期は本当に分からなかった。あそこだけめちゃ急展開だったし。
水面上昇の鍵をなぜあの一個体が背負ったのか?(もしくは水面が下がったのは偶然なのか) なぜ黒猫が来るまでヘビクイワシは連れていかれなかったのか? なぜ黒猫もあの景色を見ることになったのか?
必然性があるのかもしれないし、特にないのかもしれないとは思う。謎。
一番最後のシーンは、分かるかと言われれば全然分からないんだけど、個人的にはかなり好きな終わり方だった。
「ただそこにあるだけで、感情で読み解く必要のない事実や景色」が描かれるのが好きだ。意味なんてなくてもいいんだ(だから自分は歴史より自然史にときめきがちなんだろうと思う)
彼らはきっとクジラを助けられなかっただろうけど、誰一匹悪くはないし、クジラを救う魔法もここには別になかった、という事実がそこにあった。きっとあの後は森の養分になっていくんだろうと思うし、あのクジラは超常現象の犠牲者のうちの一匹でしかないんだろう、とも思う。
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