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タグ「知恵劇キャラ別まとめ」[4件]
2025年5月1日(木)
〔12日前〕
創作の話
2025年4月24日(木)
〔20日前〕
創作の話
#知恵の劇場 #知恵劇キャラ別まとめ
圭宿(ケイシュク)/天文学館サブチーフ

老紳士然とした男性。
ゆったりとしているが、どこか掴みどころのない雰囲気がある。
寡黙で冷静、滅多なことでは動じない性格。
専門は占星学を中心とした天文学で、暦や占い関連にも詳しい。
基本的にゆっくりめに喋る。
一人称は「あたし」で、中性的な口調にも聞こえる。
「あたしは圭宿という者です。御用があれば呼んでくださいね。」
「ステラ君ですか。彼女は聡明で……そう、優しい子ですね。」
「気にしないでくださいな。あたしは皆が楽しいんならそれでいいんですよ。」
静かなのが好きなので、他の学芸員が話しているのを一歩引いて見ていることも多い。
社交性はあるし話しかけられたら話すけど、静かな時に自分から話しかけに行くことは少ない。
天体観測中はいつもよりちょっと口数が多くなる。
イメソン:「淡くきん色」shr/鏡音リン
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幼い頃の名前は東陽。
占星術士として働き始めた時に圭宿の名をもらった。
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小龍(ショウリュウ):
圭宿の幼馴染。明るくよく喋る。
貿易の仕事に就いてからも、故郷に帰るたび圭宿のもとを訪れ酒を酌み交わした。
圭宿とは、10年以上前に港を発ったのを最後に会っていない。
暁華(キョウカ):
圭宿の妻。20年ほど前に他界した。
翼(タスク)
圭宿の唯一の弟子。
物静かだが物事の理解が速く、圭宿は博物館に来るまでずっと気にかけていた。
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圭宿(ケイシュク)/天文学館サブチーフ


老紳士然とした男性。
ゆったりとしているが、どこか掴みどころのない雰囲気がある。
寡黙で冷静、滅多なことでは動じない性格。
専門は占星学を中心とした天文学で、暦や占い関連にも詳しい。
基本的にゆっくりめに喋る。
一人称は「あたし」で、中性的な口調にも聞こえる。
「あたしは圭宿という者です。御用があれば呼んでくださいね。」
「ステラ君ですか。彼女は聡明で……そう、優しい子ですね。」
「気にしないでくださいな。あたしは皆が楽しいんならそれでいいんですよ。」
静かなのが好きなので、他の学芸員が話しているのを一歩引いて見ていることも多い。
社交性はあるし話しかけられたら話すけど、静かな時に自分から話しかけに行くことは少ない。
天体観測中はいつもよりちょっと口数が多くなる。
イメソン:「淡くきん色」shr/鏡音リン
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幼い頃の名前は東陽。
占星術士として働き始めた時に圭宿の名をもらった。
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小龍(ショウリュウ):
圭宿の幼馴染。明るくよく喋る。
貿易の仕事に就いてからも、故郷に帰るたび圭宿のもとを訪れ酒を酌み交わした。
圭宿とは、10年以上前に港を発ったのを最後に会っていない。
暁華(キョウカ):
圭宿の妻。20年ほど前に他界した。
翼(タスク)
圭宿の唯一の弟子。
物静かだが物事の理解が速く、圭宿は博物館に来るまでずっと気にかけていた。
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2025年4月13日(日)
〔31日前〕
創作の話
#知恵の劇場 #知恵劇キャラ別まとめ
ロク(陸) /動物館サブチーフ

本来の姿は13~15m程もある猛禽のロック鳥。
かつて育ての親に教わった魔法で人間の姿に変身できたが、大きさを縮めるのはこれが限界だったらしい。
いつも穏やかな性格で、大きな背丈の割にゆるい雰囲気。大型哺乳類を幅広く研究している。
物腰が柔らかく、常にやわらかく微笑んでいる。ネガティブな感情を表すことはほぼない。
口調や所作は魔女を真似して身につけたものがほとんどなので、全体的に丁寧で時々仰々しいくらい。
(二人称や三人称は人間社会にいた時に矯正したりしてる)
「僕はロク。ああ、背が……驚かせてしまってすまないね。」
「ハンナ君はいつも元気だねえ。いや、元気があるのは良いことだよ。」
「いやはや、まだ理解しきれていないことが多くてね。
もし変なところがあれば、教えてもらえると嬉しいのだよ。」
一方で、社会性や応対には未だに少し子どもっぽい……というか理解が浅いところがある。
うっかり怖がらせてしまうような発言をしないよう、博物館に来てからは特に気を付けている。
サブチーフとしての仕事はけっこうしっかりやる。
どこかに行ったチーフのハンナを連れ戻すのも、よく発生する仕事のひとつ。
行動原理は主に
・「人間らしさ」を真似たい
・純粋な好奇心
のふたつ。
華美な装飾や、布量の多い派手な服が好き。だが、館内ではこの背丈で派手な服を着ると服が邪魔になってしまうだろうと思い、できるだけ控えめなものを身に付けようとしている。
ヒールブーツと肩掛けコートは本人的にギリギリ派手じゃないらしい。
イメソン:「そらをとぶ」Noz. feat.鏡音リン
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(※以下生死に関わる表現あり)
※過去のロクは倫理観が終わっています
ある高山でロック鳥として生まれ育ち、成鳥になる頃に好奇心に突き動かされ、生まれ育った高山を発った。
何十キロも旅を続けて海に出たロクは、海の向こうの景色を見たい、と思いさらに遠くへ。(この時は魚や鳥の群れ、帆船の人間などで食いつないでいた)
やがてロクは小さな島へ辿り着いた。そこには小規模な村と、村から少し離れたところに一軒の小屋と塔が建っていた。
塔のふもとに降りたロクは、そこの小屋に一人で住む「魔女」に出会う。
魔女はロクが野生動物のわりにおかしい(好奇心旺盛で、異様に警戒心が低い)ことに気付き、様々なものを食べさせたりする。ロクもまた魔女を気に入り、魔女の小屋に居つくようになる。
ロクは次第に魔女を真似て言葉のようなものを話すようになり、魔女はそれを聞いてロクに言語を教え始める。
魔女とロクは、それぞれ互いを母親と子どものように慕っていった。
ロクが少しづつ喋れるようになった頃、魔女は、自分は体を鳥の姿に変えることができる、と彼に打ち明ける。
彼女はかつてこの島から少し離れた本島で暮らしていたが、その能力ゆえに周囲の人間から化け物だと糾弾され流罪とされた人間であった。
彼女曰く「地中を流れるエネルギーを借りて、からだを変換している」。
精霊の力を借りて、一定の範囲内で物を変質させることができる。物の特性や構造などを理解することでより正確になる。
彼女は鳥が好きで幼い頃からよく観察していたので、大きさ問わず様々な鳥の姿になることができた。
一方で他の生き物の姿には不完全な変身しかできないのでやりたがらなかった。
また地中の力の流れを借りているので、鳥の姿で地面から遠く離れることはできない。(島から出ることはできない)
遠すぎる性質のものには変化できないので、ものを消す(空気に変える)ことや産み出す(空気から固体を生成)などは難しい。
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好奇心を強く刺激されたロクは、その日から人間の姿になろうと特訓を始める。(魔女以外の人間、つまり沖で捕まえられる海賊やなんかも参考にしながら)(※この時はまだ人間を襲うことに抵抗がない)
なんとか変身できるようになったが、元々10m以上ある身長を人間サイズにしきれない(頑張っても身長5mくらい)ため、魔女は他の人間の前で変身しないように、と忠告した。
やがて魔女は村の人間との間に子をもうける。魔女はここにもう来ないようにと伝え、ロクは島を離れた。
初めての居場所を失ったロクは一旦生まれ育った高山へ帰るが、そこは言語や文化を知ったロクにはあまりにつまらなかった。
ロクは忠告より好奇心が勝って、魔女の生まれ育った本島に行こうと考える。
適当なところに降り立って人間の姿(この頃は3mくらいになれるようになった)でうろついていたところ、うっかり捕まえられて巨人として見世物ショーに売られる。逃げようと思えば逃げられたが、ロクは好奇心が勝って従うことにした。
ショーでは様々な境遇の人間や、人間ではない者に会う。
今すぐに逃げ出したいと嘆く少年や、ここが唯一の拠り所で失っては生きていけないと語る女性、人間に対して達観した態度の人魚の男など。
ある夜、ロクは口論の末に意図せずショーの元締めを殺めてしまった。
混乱状態になった中、ロクは魔女のお土産にとそのへんにあったドレスを持って施設を去る。
その後も色々な人間社会を(あまり良いとはいえないやり方で)見ていきながら、いつかまた会いに行くのだと魔女への土産を集めていた。
十数年ぶりに魔女のいた離島に行くロク。
当時から変わらずある一軒の小屋と塔の中に魔女はおらず、少女がひとり住んでいた。魔女に似たところのあるその少女シマは魔女の子で、家族はみな亡くなってしまったばかりのようだった。
シマはロクのことを伝え聞いていたらしいが、人見知りが激しいのかなかなか口を開かない。ロクが長いこと人間の姿で一緒にいることで、だんだんと心を開いたようだった。
彼女は、村の人はみな自分に優しくしてくれるが、自分はこの家を離れたくないために居場所がなくつらい。また、どうやら本島では勉強ができるらしいが、ここにいては本が手に入らないので無理だとこぼす。
シマは泣きながらロクに「自分を食べてほしい」と言う。
ロクは、その願いは人間として普通ではないことが分かったので断るが、シマは納得がいかない様子だった。
かつての魔女のことを自分の親のように感じていたロクは、魔女の子を自分の妹のように思い、はじめて他者に生きてほしいと思うようになる。
ロクは彼女のために交易船を襲って本を持ってくるなどした(その時にできるだけ犠牲者がでないようにはしていたが、死者が出たとしても決して言わなかった)。
シマはロクに「自分を食べてくれ」と何度も願うままひとり老いていき、最期のときまでそれは変わらなかった。
ロクは息をひきとった彼女をひとのみにした。
彼女に広い景色を見せよう、とロクは海の上を飛んでいった。それが人間らしいことだと思ったから。
ロクはふたたび生まれ育った高山で生きようと考えたが、今の彼にとって誰もいない山はあまりに寂しく広かった。
彼は魔女の部屋を真似た小屋を作って、かつてシマのために集めた本を運び込み、彼女らの真似をして生き物を観察し、そこへ記録をまとめていった。
ある日突然現れたパンゲアに博物館のことを教わり、一度足を運ぶロク。
ハンナと対面し、自分の大きさを怖がらない(むしろ興味津々に観察される)ことに驚き、話してみてその知識の深さにまた驚いた。
彼はそんなハンナの姿にシマを重ね、また自分は魔女の目にこう映っていたのだろうか、と考えた。
シマの願いを引き継ぐような気持ちで、ロクは学芸員になることを決めた。
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魔女:
ロクに言葉や人間の暮らし方、変身の仕方を教えた人間。
ロクに対して母親のような気持ちを抱いている。それを受けたロクもまた、自身の親は魔女だと思っている。
本名はタラッサ。本島を離れてからはこの名前を一切名乗りたがらず、島の村の人(そもそも彼女からあまり深く関わろうとしなかったが)にも魔女と呼ばせている。
イメソン:「マヨイガ」羊文学
シマ:
魔女の娘。ロクにとっては妹のような、守りたく代えがたい大切な存在。
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ロクの一人称は、魔女と暮らしてた頃は魔女と同じ「私」だったけど後から「僕」に変えた。
そのほうが怖がられにくいことに気がついたので。
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名前についての昔話 身長の話
ロク(陸) /動物館サブチーフ


本来の姿は13~15m程もある猛禽のロック鳥。
かつて育ての親に教わった魔法で人間の姿に変身できたが、大きさを縮めるのはこれが限界だったらしい。
いつも穏やかな性格で、大きな背丈の割にゆるい雰囲気。大型哺乳類を幅広く研究している。
物腰が柔らかく、常にやわらかく微笑んでいる。ネガティブな感情を表すことはほぼない。
口調や所作は魔女を真似して身につけたものがほとんどなので、全体的に丁寧で時々仰々しいくらい。
(二人称や三人称は人間社会にいた時に矯正したりしてる)
「僕はロク。ああ、背が……驚かせてしまってすまないね。」
「ハンナ君はいつも元気だねえ。いや、元気があるのは良いことだよ。」
「いやはや、まだ理解しきれていないことが多くてね。
もし変なところがあれば、教えてもらえると嬉しいのだよ。」
一方で、社会性や応対には未だに少し子どもっぽい……というか理解が浅いところがある。
うっかり怖がらせてしまうような発言をしないよう、博物館に来てからは特に気を付けている。
サブチーフとしての仕事はけっこうしっかりやる。
どこかに行ったチーフのハンナを連れ戻すのも、よく発生する仕事のひとつ。
行動原理は主に
・「人間らしさ」を真似たい
・純粋な好奇心
のふたつ。
華美な装飾や、布量の多い派手な服が好き。だが、館内ではこの背丈で派手な服を着ると服が邪魔になってしまうだろうと思い、できるだけ控えめなものを身に付けようとしている。
ヒールブーツと肩掛けコートは本人的にギリギリ派手じゃないらしい。
イメソン:「そらをとぶ」Noz. feat.鏡音リン
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(※以下生死に関わる表現あり)
※過去のロクは倫理観が終わっています
ある高山でロック鳥として生まれ育ち、成鳥になる頃に好奇心に突き動かされ、生まれ育った高山を発った。
何十キロも旅を続けて海に出たロクは、海の向こうの景色を見たい、と思いさらに遠くへ。(この時は魚や鳥の群れ、帆船の人間などで食いつないでいた)
やがてロクは小さな島へ辿り着いた。そこには小規模な村と、村から少し離れたところに一軒の小屋と塔が建っていた。
塔のふもとに降りたロクは、そこの小屋に一人で住む「魔女」に出会う。
魔女はロクが野生動物のわりにおかしい(好奇心旺盛で、異様に警戒心が低い)ことに気付き、様々なものを食べさせたりする。ロクもまた魔女を気に入り、魔女の小屋に居つくようになる。
ロクは次第に魔女を真似て言葉のようなものを話すようになり、魔女はそれを聞いてロクに言語を教え始める。
魔女とロクは、それぞれ互いを母親と子どものように慕っていった。
ロクが少しづつ喋れるようになった頃、魔女は、自分は体を鳥の姿に変えることができる、と彼に打ち明ける。
彼女はかつてこの島から少し離れた本島で暮らしていたが、その能力ゆえに周囲の人間から化け物だと糾弾され流罪とされた人間であった。
彼女曰く「地中を流れるエネルギーを借りて、からだを変換している」。
精霊の力を借りて、一定の範囲内で物を変質させることができる。物の特性や構造などを理解することでより正確になる。
彼女は鳥が好きで幼い頃からよく観察していたので、大きさ問わず様々な鳥の姿になることができた。
一方で他の生き物の姿には不完全な変身しかできないのでやりたがらなかった。
また地中の力の流れを借りているので、鳥の姿で地面から遠く離れることはできない。(島から出ることはできない)
遠すぎる性質のものには変化できないので、ものを消す(空気に変える)ことや産み出す(空気から固体を生成)などは難しい。
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好奇心を強く刺激されたロクは、その日から人間の姿になろうと特訓を始める。(魔女以外の人間、つまり沖で捕まえられる海賊やなんかも参考にしながら)(※この時はまだ人間を襲うことに抵抗がない)
なんとか変身できるようになったが、元々10m以上ある身長を人間サイズにしきれない(頑張っても身長5mくらい)ため、魔女は他の人間の前で変身しないように、と忠告した。
やがて魔女は村の人間との間に子をもうける。魔女はここにもう来ないようにと伝え、ロクは島を離れた。
初めての居場所を失ったロクは一旦生まれ育った高山へ帰るが、そこは言語や文化を知ったロクにはあまりにつまらなかった。
ロクは忠告より好奇心が勝って、魔女の生まれ育った本島に行こうと考える。
適当なところに降り立って人間の姿(この頃は3mくらいになれるようになった)でうろついていたところ、うっかり捕まえられて巨人として見世物ショーに売られる。逃げようと思えば逃げられたが、ロクは好奇心が勝って従うことにした。
ショーでは様々な境遇の人間や、人間ではない者に会う。
今すぐに逃げ出したいと嘆く少年や、ここが唯一の拠り所で失っては生きていけないと語る女性、人間に対して達観した態度の人魚の男など。
ある夜、ロクは口論の末に意図せずショーの元締めを殺めてしまった。
混乱状態になった中、ロクは魔女のお土産にとそのへんにあったドレスを持って施設を去る。
その後も色々な人間社会を(あまり良いとはいえないやり方で)見ていきながら、いつかまた会いに行くのだと魔女への土産を集めていた。
十数年ぶりに魔女のいた離島に行くロク。
当時から変わらずある一軒の小屋と塔の中に魔女はおらず、少女がひとり住んでいた。魔女に似たところのあるその少女シマは魔女の子で、家族はみな亡くなってしまったばかりのようだった。
シマはロクのことを伝え聞いていたらしいが、人見知りが激しいのかなかなか口を開かない。ロクが長いこと人間の姿で一緒にいることで、だんだんと心を開いたようだった。
彼女は、村の人はみな自分に優しくしてくれるが、自分はこの家を離れたくないために居場所がなくつらい。また、どうやら本島では勉強ができるらしいが、ここにいては本が手に入らないので無理だとこぼす。
シマは泣きながらロクに「自分を食べてほしい」と言う。
ロクは、その願いは人間として普通ではないことが分かったので断るが、シマは納得がいかない様子だった。
かつての魔女のことを自分の親のように感じていたロクは、魔女の子を自分の妹のように思い、はじめて他者に生きてほしいと思うようになる。
ロクは彼女のために交易船を襲って本を持ってくるなどした(その時にできるだけ犠牲者がでないようにはしていたが、死者が出たとしても決して言わなかった)。
シマはロクに「自分を食べてくれ」と何度も願うままひとり老いていき、最期のときまでそれは変わらなかった。
ロクは息をひきとった彼女をひとのみにした。
彼女に広い景色を見せよう、とロクは海の上を飛んでいった。それが人間らしいことだと思ったから。
ロクはふたたび生まれ育った高山で生きようと考えたが、今の彼にとって誰もいない山はあまりに寂しく広かった。
彼は魔女の部屋を真似た小屋を作って、かつてシマのために集めた本を運び込み、彼女らの真似をして生き物を観察し、そこへ記録をまとめていった。
ある日突然現れたパンゲアに博物館のことを教わり、一度足を運ぶロク。
ハンナと対面し、自分の大きさを怖がらない(むしろ興味津々に観察される)ことに驚き、話してみてその知識の深さにまた驚いた。
彼はそんなハンナの姿にシマを重ね、また自分は魔女の目にこう映っていたのだろうか、と考えた。
シマの願いを引き継ぐような気持ちで、ロクは学芸員になることを決めた。
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魔女:
ロクに言葉や人間の暮らし方、変身の仕方を教えた人間。
ロクに対して母親のような気持ちを抱いている。それを受けたロクもまた、自身の親は魔女だと思っている。
本名はタラッサ。本島を離れてからはこの名前を一切名乗りたがらず、島の村の人(そもそも彼女からあまり深く関わろうとしなかったが)にも魔女と呼ばせている。
イメソン:「マヨイガ」羊文学
シマ:
魔女の娘。ロクにとっては妹のような、守りたく代えがたい大切な存在。
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ロクの一人称は、魔女と暮らしてた頃は魔女と同じ「私」だったけど後から「僕」に変えた。
そのほうが怖がられにくいことに気がついたので。
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名前についての昔話 身長の話
2025年3月11日(火)
〔63日前〕
創作の話
#知恵の劇場 #知恵劇キャラ別まとめ
サフラン・イナ(咱夫藍・伊菜)
動物館学芸員

チャイナゾンビ。ゾンビに噛まれたが理性を保って不死身になったレアケース。
ローテンションギャル。
医学/生物学の専門で、動物病理を学んでいる。
口が悪く、そっけなく聞こえる言い回しをしがちだが、意外と献身的。
「ン、あたし? サフランってーの。呼び方なんでもいーよ。」
「チーフこのあとヒマ? 新しいスイーツ食べ行こー。」
「生きてる人が他の生きてるモンを助るのは当たり前っしょ。世の理的な?」
趣味は料理。
食事と気力が生きるうえで一番大事、というモットーなので、とにかく他の人に食べさせたがる。
自分はゾンビになってから食べる必要がなくなったが、「誰かと一緒に食べる」ことの意味の大きさもまた理解しているので、相手と一緒に疑似的な食事をすることもある。
デフォルトのテンションは低めに感じるが、笑う時は笑うし、キレる時はしっかりキレる。
特技は縫い物。
ゾンビになってからしばらくは、ボロボロになった肌を自分で縫いつないでいたので上手くなった(痛みはない)。
博物館に来てからは時間の進みが変わった影響で肌の調子が良いらしく、最近はめったに縫わない。
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(※以下生死に関わる表現あり)
(※現実世界とは少し違う世界の話で、日本ではない)
普通の女子高生だったが、ある日住んでいる町でゾンビウイルスが蔓延。町中がゾンビパニックに陥った。
一緒に暮らしていた祖母と犬を守ろうとしたものの犬はゾンビ化してしまい、祖母は帰らぬ人となってしまった。
自分もゾンビに噛まれたが、なぜか一人だけ理性を保ったままゾンビ化してしまう。
町は閉鎖され、陽の光に弱くなってしまったため日中も出歩けなくなる。
夜間に隠れ場所を探していたところ、昔通っていた小児科の先生メグ(男性)と出会う。
町中の連絡手段もどんどん機能しなくなっていた中で、メグ先生はゾンビ化を食い止めるための研究を進めていた。
サフランは自分がレアケースであることもあってそれに協力し、
少しでも多くの人や動物を助けられれば、と先生のもとで勉強&奔走する。
(研究過程で実験に協力したことで、サフランは日光に対する耐性を得た。)
数ヵ月の後、先生は研究の果てにウイルスに感染してしまいゾンビ化、自我を失ってしまう。
先生が残した言葉を思い出し、サフランはひとつの薬品を見つける。
先生自らが事前に用意していたその薬品を使い、サフランは先生に手をかけた。
先生が残した研究を進めようとするものの、これまでの勉強量では先生のやり残したことを成し遂げることは難しく、苦戦していたサフラン。
やがて、隔離されていた街の外からようやく救助がやってきた。
ゾンビの身であるサフランは、自分が人前に出れば殺すか殺されるかだ、と考える。
後者であっても、誰かを人殺しにしてしまうことには堪えられなかった。
先生のために使った薬品で、サフランは自身の二度目の命を絶とうとするが、すんでのところでパンゲアが現れて止められる。
パンゲアに諭されて自分の知識を誰かのために使おうと決意し、博物館に来たのだった。
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ナツ・メグミ:
かつてサフランがお世話になっていた小児科の先生。
メグも犬を飼っていたので、サフランの犬の散歩コースでよく会って話していた仲。
いつも穏やかでふわふわした雰囲気で、子どもに好かれる。
サフランにとっては師であり、友人であり、自身で直接手にかけた最初で最後の人間。
過去話イメソン:「救われていたんだ」rinri/鳴花ヒメ・鳴花ミコト

ウイ・キョウカ:
サフランの飼っている犬(シナモン)がお世話になっていた獣医。
捨て犬で死にかけていたシナモンの命を救ってくれた恩人で、サフランはその背中に憧れて獣医を目指して勉強していた。
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サフラン・イナ(咱夫藍・伊菜)
動物館学芸員

チャイナゾンビ。ゾンビに噛まれたが理性を保って不死身になったレアケース。
ローテンションギャル。
医学/生物学の専門で、動物病理を学んでいる。
口が悪く、そっけなく聞こえる言い回しをしがちだが、意外と献身的。
「ン、あたし? サフランってーの。呼び方なんでもいーよ。」
「チーフこのあとヒマ? 新しいスイーツ食べ行こー。」
「生きてる人が他の生きてるモンを助るのは当たり前っしょ。世の理的な?」
趣味は料理。
食事と気力が生きるうえで一番大事、というモットーなので、とにかく他の人に食べさせたがる。
自分はゾンビになってから食べる必要がなくなったが、「誰かと一緒に食べる」ことの意味の大きさもまた理解しているので、相手と一緒に疑似的な食事をすることもある。
デフォルトのテンションは低めに感じるが、笑う時は笑うし、キレる時はしっかりキレる。
特技は縫い物。
ゾンビになってからしばらくは、ボロボロになった肌を自分で縫いつないでいたので上手くなった(痛みはない)。
博物館に来てからは時間の進みが変わった影響で肌の調子が良いらしく、最近はめったに縫わない。
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(※以下生死に関わる表現あり)
(※現実世界とは少し違う世界の話で、日本ではない)
普通の女子高生だったが、ある日住んでいる町でゾンビウイルスが蔓延。町中がゾンビパニックに陥った。
一緒に暮らしていた祖母と犬を守ろうとしたものの犬はゾンビ化してしまい、祖母は帰らぬ人となってしまった。
自分もゾンビに噛まれたが、なぜか一人だけ理性を保ったままゾンビ化してしまう。
町は閉鎖され、陽の光に弱くなってしまったため日中も出歩けなくなる。
夜間に隠れ場所を探していたところ、昔通っていた小児科の先生メグ(男性)と出会う。
町中の連絡手段もどんどん機能しなくなっていた中で、メグ先生はゾンビ化を食い止めるための研究を進めていた。
サフランは自分がレアケースであることもあってそれに協力し、
少しでも多くの人や動物を助けられれば、と先生のもとで勉強&奔走する。
(研究過程で実験に協力したことで、サフランは日光に対する耐性を得た。)
数ヵ月の後、先生は研究の果てにウイルスに感染してしまいゾンビ化、自我を失ってしまう。
先生が残した言葉を思い出し、サフランはひとつの薬品を見つける。
先生自らが事前に用意していたその薬品を使い、サフランは先生に手をかけた。
先生が残した研究を進めようとするものの、これまでの勉強量では先生のやり残したことを成し遂げることは難しく、苦戦していたサフラン。
やがて、隔離されていた街の外からようやく救助がやってきた。
ゾンビの身であるサフランは、自分が人前に出れば殺すか殺されるかだ、と考える。
後者であっても、誰かを人殺しにしてしまうことには堪えられなかった。
先生のために使った薬品で、サフランは自身の二度目の命を絶とうとするが、すんでのところでパンゲアが現れて止められる。
パンゲアに諭されて自分の知識を誰かのために使おうと決意し、博物館に来たのだった。
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ナツ・メグミ:
かつてサフランがお世話になっていた小児科の先生。
メグも犬を飼っていたので、サフランの犬の散歩コースでよく会って話していた仲。
いつも穏やかでふわふわした雰囲気で、子どもに好かれる。
サフランにとっては師であり、友人であり、自身で直接手にかけた最初で最後の人間。
過去話イメソン:「救われていたんだ」rinri/鳴花ヒメ・鳴花ミコト

ウイ・キョウカ:
サフランの飼っている犬(シナモン)がお世話になっていた獣医。
捨て犬で死にかけていたシナモンの命を救ってくれた恩人で、サフランはその背中に憧れて獣医を目指して勉強していた。
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シルル
地質学館学芸員
ヤギ耳とツノをもつ女の子。
何を考えているのか分かりにくく、言動がふわふわしている。
会話がかみ合わないこともしばしばだが、常になんだか楽しそう。自分についてのことは極端に忘れっぽい。
古生物について勉強中。手先が器用で化石クリーニングが得意。
謎の生物「デボン」を連れている。
ふわふわ電波ちゃん。
色々なことに対して何も分かっていない様子で頭の上にハテナを浮かべており、ハテナすら浮かべていないこともしばしば。
相手によっては意思疎通が難しいこともよくあるが、本人は全く気にしていない様子。
ただし専門分野に関しては別で、口調は普段と同じながらも会話の精度が高くなる。
「シルルちゃんは~シルルちゃんっていうんですよ」
「えへへ、美味しいものですよ~よかったですねえ、デボンさん」
「? むずかしいおはなし?」
「ん、これは○○類の前肢の中手骨ですねえ。シルルちゃんがクリーニングしておきましょうか~?」
好きなのはデボンさんと一緒にいること。
嫌いなのはおなかが空くこと。
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とある神の気まぐれで作られたちいさな惑星。
神がその土地に生み出したのは、かつてどこかにいた人間という生き物に似せたという数人の"兄弟"。
兄弟はそれぞれ人間と異なる身体的特性と星の管理能力を付与され、それぞれの能力でもって惑星を管理していた。
例えば
・ハディアン(最年長)はマグマと熱水の体を持ち、すべての生命体の管理能力をもつ。
・エディアは軟体生物のような体をもち、海中の生態系を維持する。
・デボンは湿った皮膚を持ち、海と陸の境界を管理する。
・ペーレオは角と蹄と毛皮を持ち、惑星の大陸の移動を管理する。
などなど。
(ちなみに兄弟の名前は地質時代からとっているが、空席も多い)
(兄弟の順番は実際に生まれた順よりも年代順が優先される。ハディアンは二つの意味で最年長。)
兄弟は基本的に「仲良くはないが悪くもない」という関係性が大半である中、デボンとペーレオはその性質上仲が良かった。
惑星の管理も安定していたある日、新しい兄弟が現れる。
兄弟が生み落とされるのは久しぶりのことだった。
髪と瞳は淡い緑で、そのほかに何の特異な性質も持たないその子は、喋ることができなかった。
本来ならば、兄弟は自身の名前も能力もこの時点で自覚しているのが普通だった。
だが、何も喋らずにただにこにこと笑っている兄弟の正体は誰も分からない。
とりあえずその子は「ナナシ」と呼ばれるようになった。
兄弟たちが困惑しているなか、デボンはその子をひとめ見て感じる。
この子はまだ空席とされていた、自分のひとつ上の「シルル」なのではないかと。
デボンはナナシに不思議な親近感を覚えていた。
しかし、ハディアンをはじめとして多くの兄弟はナナシの存在を良く思わなかった。
何の管理能力も持たず、話すことも自分の名前を言うこともできない。
そんな奴を我々兄弟と同じ舞台に上げていいわけがない、と。
この子は未完成な欠陥品であるのではないかと、神を疑いはじめる者もいた。
ハディアンはこれ以上兄弟間の秩序が乱れることを避けるため、ナナシを海底のさらに地下に幽閉するようペーレオに言いつける。
比較的人間に近い感情を持つペーレオは、デボンがナナシのことを気に掛けていたこともあり、ナナシの洞窟に自分たちだけが行き来できる道を作った。
デボンとペーレオは、定期的に洞窟へ足を運び、ナナシに言葉を教え始めた。
ナナシの覚えは良く、ある程度の会話はすぐにできるようになった。
しかし、しばらくすると海中で嗅覚の良いエディアがそれに気づき、ナナシのことをよく思わない兄弟が暴れはじめた。
兄弟間の争いを避けたいハディアンは、ナナシを兄弟ではなく惑星の命のひとつに数えよう、と提案する。
デボンは元よりハディアンに逆らう気などなかったが、ペーレオは猛反対。兄弟の一員から外されることは、寿命が与えられることを意味していたからだった。
ペーレオはナナシを連れて山脈の間に閉じ籠り、デボンとハディアンは2人を追い、ペーレオと話し合おうとする。
ナナシと2人きりになったペーレオは、そこで初めてナナシのことを「シルル」と呼び、自身の能力を譲り渡すことにした。
能力を失い、兄弟として存在できなくなったペーレオは、まるで肉体が退化するようにして消滅してしまう。
ナナシは彼の角や耳、瞳などを引き継いだ「シルル」となったが、彼の権能までは受け取ることができなかった。
管理者を失った大地は不安定になり、揺れ始める。
シルルのもとへ着いたハディアンは、遠くから何かを聞き取った様子を見せた。それからデボンに、シルルを連れて惑星外のある座標に行くよう指示する。
デボンは無理だと言ったが、ハディアンは何も言わなかった。
ハディアンは最後にシルルに言った。
「これだけは記録しておいておくれ、私は君の兄弟だ。君たちの幸福を願っているのだ――。」
ハディアンの能力で宇宙空間に放り出されるふたり。
デボンは最後の力を振り絞ってシルルの体を守ろうとするとペーレオのように退化していったが、それは途中で止まった。
巨大なドラゴンが二人を受け止める。ふたりを迎えに来ていたのはパンゲアだった。
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補足
ナナシの正体は実際のところシルルで、原始的な植物の特徴を持ち、惑星の記録を管理する役目を担っていた。
これから惑星のすべてを記録していく存在になるはずだったのだ。
そのため彼女は記憶を持たないまっさらな状態で生まれ、デボンたちから教わったこともよく吸収した。
ペーレオの特徴をもらった際に、シルルは自身の特徴と能力のほとんどを失い、自分の記憶にもアクセスできなくなった(そのせいで会話能力もあやふやに)。
シルルの手元に残ったのは大好きな兄弟に紐付けられた記憶能力と、デボンという大切な家族だった。
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デボン:
よくシルルの側にいる生き物。大きな両生類のような見た目をしている。
正体はナナシの兄弟で、粘膜質の皮膚を持ち海中でも陸上でも生きられた。
表情変化が乏しく、表向きの態度は不愛想ながらも、シルルのことを守りたいと強く思っていた。
シルルを連れて博物館へ向かう際に、人間の体を維持できずに両生類の姿になってしまう。
ちなみに今の姿は海から陸へ上がり始めた両生類イクチオステガのようなものである。
過去話イメソン:「餞に愛を」sabio/重音テト
ペーレオ:
シルルのかつての兄弟。
ヤギのような見た目で、走るのが速い。のんびりして温厚な性格。
シルルを生かすため、自身の持つ特徴をシルルに譲り渡した。
シルルに特別な感情を抱いていたが、最後までその感情の名前は知らなかった。
イメソン:「ファンタズマ」sasakure.UK + 有形ランペイジ/初音ミク
ハディアン:
元の世界の、最年長の兄弟。責任感が強く、秩序が乱れることを嫌う。
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(設定画ではそのままだけど衣装は👆この絵のものが最新版です)
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