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No.757

作品感想,映画

『アバター』観た。完全初見。
タイトルとあの青い種族の見た目だけ知ってたというレベル。
よく見たら人外さんたちのキャラデザめっちゃ素敵じゃん……!? となったのと、SF熱がきているのでこのタイミングに観た。

随所に刺さるポイントがあって、かなり好きな映画でびっくりしている……!! 観てよかった~~!!
デカい人外ってやはり最高だ。
まずナヴィ(あの青い種族)なんだけど、その、身長2~3メートルあるんですね……。ありがとうございます。これだけでもう嬉しくて仕方がない。五体投地。
最初にアバターが登場した時点で性癖に刺さる音がしてだめだった。異種族の造形として良すぎる……っ。

舞台が異星なのにはびっくりした。勝手に未来の地球の話だと思っていたので。
足を失った男が代わりの人外の体を得、異種族との交流を図る……というイントロの時点でめちゃめちゃおもしろい!! ド好みです!!


作中のナヴィの描写は完全な異種族としてよりも、"未開の人々"の記号として表現されていた。
独自の言語や暮らしを持ち、彼らなりの死生観と世界観のなかで生きている人々。
そういう意味ではストーリーラインもとても分かりやすかった。帝国主義への問いかけであり、合理的自然保護の話でもある。

パーカーが途中でナヴィのことを「青猿」"blue monkey"と呼んだのも、大佐が彼らを見下すのも、とても露骨な表現だ。
でももし当事者として自分の知っている世界とは違う文化圏に投げ入れられた時、果たして人間はジェイクのように"彼らは未開の人々だ"という視線をああして手放せるのだろうか、と考え込む。
郷に入っては郷に従い、他文化が大事にしているものを自分も大事にする。シンプルだからこそ、そこに自分の驕りや思い込みはないだろうか……自覚してないだけで……と思う。上手い言葉でまとめられないんだけど……。
他種族を対等に見る理由は相手の賢さなのか? 肌の色か? 見た目の人間っぽさか? 強さか?
そういう意味で"人類"中心主義の話だ……とぐるぐる考える。

終盤で主人公の退役軍人設定が活きるのには納得感あってよかったけど、同時にずっと「人類は愚か……戦争は愚か……」という気持ちでいっぱいだった。
ジェイクの最後の選択も、結局人類は醜かったという結末で終わるし橋渡し役はいなくなるのか……という無念さがあり、客観的な結末としては寂しかった。あれだけ話を聞かない人間に囲まれたジェイクの選択としては当然だけど。
トルーディはめちゃめちゃかっこよかった。

ナヴィの文化に関しては、狩り・葬送・婚姻など色んな面から描写されててディティールも良い。言語もあれ多分ちゃんと作り込んであるやつだよな……?
人外種族の文化って大好きなのでいっぱい見たい。
食事シーンがなかったのだけ惜しいな……!


あと映像美!! もうぜ~~んぶすごい!!!!
ナヴィたちはCGだと思えないくらい自然だし、背景の自然も壮大で美しい。
森の景色は地球の熱帯林のような緑に青が映えて幻想的で、生き物のデザインも世界観的な統一感がありつつ個性的でとても素敵だ。夜の光の表現もとっても綺麗!
パンドラ(星)が完全な異世界ではなく地球っぽい環境をベースにしているので、違和感が大きすぎず差異が際立つ絶妙なバランスだなあと思う。
磁場の形をした岩も、現実にも柱状節理みたいなすごい岩あるもんな……異星にあってもおかしくないな……と納得できてしまう。

生物種も、動物植物のどっちもデザインが面白くてわくわくする!
プロレムリスって出てきた瞬間「つまりキツネザルってことですか!?」と立ち上がってしまった。
六足ウマの頭骨はオオアリクイみたいでかわいいし、イクランやトルークはミクロラプトルみたいな飛行シルエットが素敵。
このへんの生物素敵すぎるので設定資料集とかあったら欲しいなあ。あるだろうけど入手難しそうだなあ。
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