Blog

検索する

カテゴリ「博物館23件]

日記,園館訪問,博物館

2025/3/23(過去ログ)
福井県恐竜博物館に行った。
行ったというか、覗いたというほうが近い。
帰省ついでに寄ったので滞在時間が1時間半程度しかなく……雪が残る中わざわざ車で寄ってもらった手前文句は言えないんですけど……。
一応駆け足でメインのフロアは一周したんだけど、体感密度的には展示の2割くらいしか見れていない。

とはいえ、それでも感動するレベルなので本当にすごい館なのが分かる。
展示の量も多いし、解説の密度も濃い。ただでさえ楽しいのに、もっと知識つけて行ったら最高だろうな~と思う!
特にブラキロフォサウルスやエドモントサウルスのミイラ化石は実物を前にするとやっぱり感動する。
これだけの組織が残っている化石が、まだ地球のどこかに静かに眠っているかもしれないんだ。

そして地方博物館として、現地の地層やそこから産出した化石についての展示もしっかり充実している。
やっぱりフクイサウルス、フクイラプトル、フクイティタンと並んでるのには圧倒される……。
カメ化石も充実しているのを初めて知るなどした。

ダイノラボというエリアも面白そうだったし、恐竜以外の古生物が展示されているエリアもすっごい見応えありそうだったんだけど、この辺を見る頃にはめちゃくちゃ駆け足になってしまっていた。
絶対にまた来るぞ!!!!涙
畳む

タイミング的に、ポケモン化石博物館の巡回展もやってた。
自分は科博で開催された回にしか行ってないけど、開催館ごとにちょこちょこ内容変わってるらしいので、今回も気にならなかったといえば嘘になる……。
ちなみにポケモン化石博物館は国内巡回があと三館で終わるらしいけど、一部の館の展示はweb上のVRで公開してるのでまだまだ楽しめる。
おすすめは豊橋のアマルルガとアマルガサウルスです。
畳む

2025/3/23 福井県立恐竜博物館
2025/3/23 福井県立恐竜博物館
2025/3/23 福井県立恐竜博物館
2025/3/23 福井県立恐竜博物館
2025/3/23 福井県立恐竜博物館
2025/3/23 福井県立恐竜博物館
2025/3/23 福井県立恐竜博物館
2025/3/23 福井県立恐竜博物館

日記,園館訪問,博物館

2025/1/13(過去ログ)
上野のかはくに友人氏らと行った! 特別展の鳥展と、企画展の貝類展。
見るものが……見るものが多い……!
開館してわりとすぐに入ったのに、貝類展まで回る頃には閉館間際になってしまった。
鳥展で一番最初に驚いたのが、展示のイントロに絶滅の話を持ってきていたこと。
ほとんどの場合、絶滅や保護の話って展示の最後にくるんですよね。
それは言わずもがな、最初に来館者のテンションを下げるわけにいかないからだと思うんですが。
でもこの展示では様々な鳥類が絶滅の危機に瀕している(そして実際、既にいくつもの種が地球上から消えている)ことを最初にしっかりと伝えることで、それ以降の展示を見る時に感じることのレイヤーを一つ増やすことに成功している。
この展示に来る層として信頼されているのかも、と少し背筋が伸びるような感じさえした。すごい。

今回のテーマはゲノム解析なので、現在の分類系統ごとに分けた剥製展示がやっぱり一番の見どころだった!
空中もがっつり展示場所として活用されていて迫力がある!
各所にあるぬまがさワタリ先生のギャグっぽい解説漫画も、フフッとなりつつ分かりやすくてすごい。

そして何より憧れのツメバケイが見れたのが感動~~!!
かっこいい佇まいに、特殊過ぎる生態(植物食、一目一種、幼鳥の翼に爪があるetc.)をもつ面白い鳥。
好きだ……見れてよかった……。

昼食を食べ、貝類展を見る頃には16時でした。なんで!?
実質残り30分くらいしかなかったので、無配図録(日本館でやる企画展にはあることがある。パネルの内容も載ってる)をゲットして、標本を見るのに注力することにした。
でもやっぱり一塊の展示として見たほうが絶対頭に入るし感情も付随するし面白いよな~という後悔が残る。
それでも人類がずっと貝類を好んできたのがわかる良い展示でした。
畳む

2025/1/13 国立科学博物館 特別展 鳥
2025/1/13 国立科学博物館 特別展 鳥
2025/1/13 国立科学博物館 特別展 鳥
2025/1/13 国立科学博物館 特別展 鳥
2025/1/13 国立科学博物館 特別展 鳥 ツメバケイ
2025/1/13 国立科学博物館 特別展 鳥 ツメバケイ
2025/1/13 国立科学博物館 貝類展
2025/1/13 国立科学博物館 貝類展

日記,園館訪問,博物館

2024/10/18(過去ログ)
上野のかはくに行った! 昆虫MANIAC展。
終わりかけに滑り込み。
かはくの夏の展示は内容と同じくらい、展示方法に注目するのが好き。
というのも夏は他の時期の特別展以上に混むので、パネルの文字が大きめだったり動線のとり方に余裕をもたせていたりする……気がする。
今回の展示は研究者の専門分野ごとにブースを分けている構成なのが面白くて、好きなとこから回れるのが嬉しい。
トンボ、ハチ、チョウ、クモ、カブトムシそれぞれ見応えがあってよかった~。
(勿論、今回の展示におけるムシという語の定義はちゃんと語られていた)

標本も写真も拡大模型も見応えあるし、マニアックを題するだけにとにかく色んなトピックがあるので語るのが逆に難しい。
タイムリーなところでいうと素数ゼミとかもあった。
個人的に面白かったのはクモとムカデ・ヤスデあたりの標本と、カブトムシエリアの構造色の解説。
単純にかっこよくて好きだというのもあるし、少し前に気になって調べていたところなので、色んなタマムシやホウセキゾウムシの実物が見れてわくわくした!
虫は詳しくないんだけど、かっこよくて個性だらけで見ていてテンション上がる。

そして実はこの展示を見に行った目的のひとつがモモイロヤママユのぬいぐるみだった。
お迎えできてめちゃめちゃ嬉しい! 天才的な造形! かわいすぎる~!
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC

畳む

2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC
2024/10/18 国立科学博物館 昆虫MANIAC

日記,園館訪問,博物館

2024/6/11(過去ログ)
上野のかはくに行った。大哺乳類展のリベンジと、海生無脊椎動物展!
大哺乳類展のほうの感想は>>555の投稿にまとめたので、無脊椎動物展のほうを書いていく。
こっちもめちゃくちゃ良い展示!!!!
ちょうど無脊椎動物に対して興味がわいていた時期なので個人的にとても助かる展示だった。

日本館の企画展なので展示室前のホールも活用されていたんだけど、足元に円形の系統樹が広がっていて、その先に実際の写真や標本があるという形で楽しい。
比較的空いていたので系統樹を追いながら無脊椎動物のバリエーションを眺めることができた。
軟体、節足は分かるし棘皮、刺胞、有櫛、線形、環形動物なんかもふんわり知ってるけど、他に知らない分類群が多すぎてわくわくする。

めちゃくちゃ分かりやすい胚発生の説明から、それぞれの動物が海中でどう生活しているのか?にフォーカスをあてている。
増え方も生き方も三者三様!

普段あんまりスポットが当たらない生物でも、よく見てみるとみんな面白いし美しいんだなと実感する。
みんな違う生き方をして違う姿になっていて、人間はそれを食べ物やら装飾品として享受しているにすぎないんだよな……。🥲🙏
畳む

20250218190048-admin.jpg 202502181900481-admin.jpg 202502181900482-admin.jpg 202502181900483-admin.jpg

日記,園館訪問,博物館

2024/5/24(過去ログ)
上野のかはくに行った。大哺乳類展。
いつ行こうかな~と悩んでたんだけど、監修の川田先生のトークがあると公式X(Twitter)で知り突発的に行った。
め~~~~~っちゃくちゃ良い展示!!!!
今回の大哺乳類展(3回目)のテーマが系統と分類で、これまでの分類方法からここ最近のDNA解析による分類までしっかり分かりやすく説明されている。
なんで鯨目と偶蹄目は鯨偶蹄目になったのか? なんでテンレックとハリネズミは別物なのか? フクロモモンガとモモンガは別物? 辺りの初見殺し分類がとても分かりやすい。
(ただそのぶんマイナー生物の名前がいっぱい出てくるので知らないと混乱するかもなとも思う)

個人的に勉強になったのは、アフリカ獣類と北方獣類やそこからの種の分岐について。この辺りの概観がとても掴みやすかった……!!
つい先日マダガスカルの生物の本読んでたんだけど、かなりこの部分の基礎知識に助けられた。

もちろんメイン展示の大行進もすごく良い!!
グループごとに並んでいるので、眺めながら比較するのも楽しいし、初めて見る動物もいっぱいいる。チャイロコミミバンディクートとかクマクスクスが見れるとは……。

キツネザル類の骨格標本も剥製もいっぱい眺めてきました。
平爪の解説のところでワオとかアイアイの仮剥製が整列してるのもめっちゃ珍しいし見やすいの嬉しーーッてなりました。アイアイの後肢の平爪、知ってはいたけど初めて見た;;かわいい
第二会場で色んな蹄を並べて見れたのも面白かった。
動物の手足ってみんな個性的で大好き!
少し前に話題になった二ホンオオカミだと判明した標本も。

他にもなかなか見る機会がない標本がいっぱいあって大満足!!
畳む

この日は他の用事も入っててたので、トークショー含め3時間半くらいでかなり急ぎ足。
日本館でやってた無脊椎動物展は諦めた。
あとホロライブのししろんのポスターも見れてよかった。かっこいい!
202502181831493-admin.jpg 202502181831491-admin.jpg 20250218183149-admin.jpg 202502181831492-admin.jpg

日記,博物館

久しぶりに博物館行った!!
科博の昆虫展ギリギリだったけど行けてよかった。
9月はとにかく回復に努めててどこの園館にも行けなかったので、久しぶりに博物館の空気を浴びれてやっぱり博物館好きだな~! と感じる。

体力落ちてるので帰ってからへろへろになってしまったけど、素敵なムシたちがいっぱい見れたし、気になってたモモイロヤママユぬいも入手できたのでプライスレス。
溜まっている訪問ログもあとで書こうと思います。

日記,園館訪問,博物館

2024/3/26
大阪市立自然史博物館に行った。初訪問。
博物ふぇすでよく名前は目にしていて、TouTubeチャンネルもちょくちょく見ていたので前々から行ってみたかった博物館。
全体的な雰囲気は目新しさよりも安定感の強い印象だけど、展示内容の切り口が新鮮でとっても面白かった!
目立つ展示としては巨大な恐竜化石やクジラ骨格展示がありつつ、地域に関連した内容が掘り下げられていてとても良かったし勉強になった。

屋外にあるクジラ骨格のナガスケとマッコは、展示までの経緯なども書いてある。
先日のマッコウクジラ(淀ちゃんではなく、その1ヵ月後のほうのマッコウ )もいつかここに並ぶのかな~。
常設展室内で印象強かったのは古生物化石が多くあるエリア。
ぱっと見で物量が多いので迫力があるのはもちろん、並べ方やパネルなどじっくり見ると展示意図が伝わってくるようでとても面白い。
マンモスとナウマンゾウの違いがとても分かりやすかったり、デスモスチルスやアロサウルスをあえて少し前の復元ポーズで展示していたりする。
あえて古い展示物をそのままにして新しい文脈を生んでいるのが良かった。
全体的に物量がすごいけど構成が見やすいから飽きない。
比較的新しめな雰囲気の第五展示室はゲームや実験っぽい展示が多くて、子どもも楽しめそうだな~と思った!
出入り口側の建物のほうも、大阪の自然とそれに関わる文化についてたくさん触れられていて楽しい。

開催中の特別展は「自然史のイラストレーション ~描いて伝える・描いて楽しむ~」でした。
博物画って専門性が強いのがとてもかっこよくて憧れがあるので、じっくり見られて最高。
研究者のスケッチも、分野によっては「そこ重要ポイントなんだ!」と初めて知ることなんかもあって、情報の宝庫……カッコイイ……とがっつり見入ってしまった。
自分はかがくのともで育ったので、自然史系の絵本の監修版とかもとてもテンションが上がった。

合計4時間弱くらい居たけど、もっとじっくり見れたな……と思うボリューム。
同じ敷地内の長居植物園もがっつり回るなら一日中いるのは余裕だろうなと思う。
畳む

20240509205003-admin.jpg 202405092050031-admin.jpg 202405092050033-admin.jpg 202405092050032-admin.jpg
追記:2024/5/9に写真を載せました。

日記,博物館

かはくのクラファン の返礼品の図鑑が届きました!
赤い布張り+箔押しの装丁がとってもかっこいい……!🥹✨
ボリュームがかなりあるのでまだ最初のほうしか読んでないけど、メインである研究者さんたちの推し標本解説はもちろん、先生方のインタビューや科博の振り返りなども読み応えがあります。

標本解説も、これはあそこに展示してある標本だ! とすぐ分かるものもあれば、そもそも全然知らないものもある。
そして標本自体を知っているか否かに関わらず、それぞれのエピソードや重要性が研究者目線で語られているので知らないことがいっぱいで最高!
これを読み込んでから実物を見に行ったら解像度爆上がりだろうな~! とっても素敵な本です。

かはくは月額サポーターも開始している みたいです。
お財布事情もあるので自分は検討段階なんですが、施設にはこれからもいっぱい行こうと思います!
畳む

20240414223621-admin.jpg

日記,園館訪問,博物館

食と農の博物館に行った。初訪問。
(※つくばの「食と農の科学館」とは別物で、都内にある農業大のほうです。)
メイン目的は企画展の「JOZOO -醸造と発酵の世界-」。
twitterもといXで、シュールストレミングとふなずしの食品サンプルについての話題を見た ので。
しばらく前に行ったかはくの和食展とも繋がるところがありそうなのと、キツネザル類がいるらしいのが前々から気になっていたのでこれを機にと足を運んだ。

和食展では「和食という枠組みという中での発酵」だったけれど、こちらでは日本を中心に世界各地の発酵食品について触れられていたのでまた違う情報があった!
日本や東南アジアでは湿度が高いからカビの利用が多く、ヨーロッパなどでは酵母の利用が多いというのは納得。
酵母や細菌などの写真が充実しているのは研究施設ならではなのかな?
麴蓋や抱樽などが触れる展示として置いてあるのも嬉しい。

常設展示は鶏の剥製と、日本各地の酒に関連した展示物が印象的だった。
温室にはキツネザル類(ワオ、ブラウン、クロ)とケヅメリクガメがいて、植物もユーフォルビアやパキポディウムなどマダガスカルっぽいものが多くて嬉しい。ハナキリンがちらほら咲いていて、トゲトゲの枝に真っ赤な花が映えてとってもかわいい~。
あとハオルチアが種類も量もいっぱいで最高だった。ここに住みたい。
マダガスカルの手工芸品も売っていたので木彫りのちっちゃいワオキツネザルを迎えました。絶妙な顔がかわいすぎる……!

ゆるりと回って2時間弱くらいでした。
畳む

20240314165128-admin.jpg 202403141651281-admin.jpg 202403141651282-admin.jpg 20240314165430-admin.jpg
館内での撮影は要申請っぽい?のでしていません。温室エリアはフラッシュ焚かなければOKとのことでした。

博物館

かはくで始まった企画展のテーマが海生無脊椎動物なの面白そうすぎる~!
無脊椎動物が最近自分の中でアツいのでとっても楽しみ。
人類よりずっと前からこの世界にいて、個性的なかわいさや面白さがいっぱいのグループ、まだまだ知らないことばっかり……!
開催期間もけっこう長いので、16日から始まる哺乳類展とあわせて楽しめそう🦀
企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」
検索・絞り込み

日付検索:

詳細全文検索:

  • 年月
  • #タグ
  • カテゴリ
  • 出力順序