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カテゴリ「映画23件]

作品感想,映画

アマプラで「素晴らしき、きのこの世界」観た。
映像はとても美しかったけど、ちょっと肩透かし食らったという所感。
勉強として観るのには向かないと思うけど、きのこの文化的、生物的な多面性を知るのには良いと思う。
そもそもこの映画を知ったきっかけが植物園にあったポスターだったので、けっこう学術的なのかな? と思っていた。しばらく忘れていたけどアマプラで見かけたので観てみたという経緯。
生物学ドキュメンタリーかと思って観てて、前半はきのこの生物としての特殊さが語られていて面白かったんだけど、後半はマジックマッシュルームを中心に人間の精神とかトランス状態について熱く語る感じになってきたので、そういう方向性かぁ~! ってなんだか冷めちゃった。
マジックマッシュルーム自体の面白さや、幻覚作用がある物質と宗教が交わる一側面みたいな話は興味深いんだけど、きのこの作用でガンが治るみたいな話までいくとさすがに構えざるをえない。
うつにも効くのかもしれないけど、今医療現場で使われるまで至ってないことには何らかの理由があるだろうに。どこまでが文化の尊重かとか、どこまでが医療目的かみたいな話にもなってくるので完全否定はしないけど、少量なら……ね! って言われるのなんだかなー。

とはいえ前半ではきのこの生育過程の倍速映像がいっぱい見られるし、3DCGのイメージ映像もとても綺麗。
ただ粘菌の映像がさらっと使われているのはやっぱり気になる。原題は「Fantastic Fungi」だけど変形菌は真菌でもないし。

公式サイトの有識者コメント見てもけっこう「ツッコミどころはある」と言及されているので、ちょっとほっとする。子供に見せる際は注釈が要るのではというのも本当にそう。
ていうかこの内容でこの面々にコメント求めたのすごすぎないか。
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作品感想,映画

2023/11/25
劇場ですみっコぐらし映画3作目「ツギハギ工場のふしぎなコ」観た。
しろくまが寒がりなのって短毛(?)だからなの知らなかった……!この世界のしろくまは長毛が多い。
工場のていねいなアナウンスがかわいかった。くま工場長もかわいい。
工場の描写、リアル社会を感じてびっくりした。すみっコに現実見せられるとは思わなくて。
とんかつとえびふらいの仲の良さが、みにっコの中でもしっかり描写されるの毎回ほっこりする。
しろくまの夢で毎回泣きそうになる。手入れをすれば長くいっしょにいられるのってぬいぐるみの良いところだからね……。お母さんからしろくまへ、しろくまからぬいぐるみへの愛の連鎖があまりにやさしくて素敵だった。
おもちゃやぬいぐるみが大切にされる描写に日に日に弱くなっているし、ぐるあに(一次創作)のこと考えているからだという自覚がある。
映画館で観たほうが良いって感想を見て映画館きたけど、その理由が最後の最後に回収されてほっこり嬉しくなった。
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作品感想,映画

2023/11/24
金ローで「ノートルダムの鐘」初見。
ジプシーをジプシーって呼ぶのは定住現地民側の価値観を明確に描くためかな。今同じ表現ができるだろうか。
カジモドの声きれいだな!
フロロー思ってたよりしっかり悪いことするな。
画面の遷移のしかたとか、背景の立体感とかクオリティがすごい。さすがディズニー。
ヤギかわいいね~~~。ヤギ好きだから画面に映るたびニッコニコになる。
トップシータービーって逆さまって意味なんだ!? エケベリアに同じ品種名あるけど納得しかない。
エスメラルダの目が魅力的だ。作品全体の色が全体的に茶~灰が多いのも相まってる気がする。
エスメラルダは肉体も精神も強くてかっこいい。
「ジプシー」の前提知識ないと作中の登場人物の感覚かなり理解に苦しみそう。
フロロー、しっかり故意に人を殺すヴィランでびびる。人の心とかないのか。
ガーゴイルたちのおかげで作品の空気が少しおだやかになってるところある。
う~んこれは確かにハピエンではあるけど……すっきりはしないな。
「やっぱり顔か」と思いつつ、もしエスメラルダがカジモドを選んだらそれはカジモドにとって都合の良すぎる話になってしまうから納得できる結末ではある。エスメラルダが序盤でカジモドに手を伸ばしたのは彼が弱者であるからであって、カジモドは確かにその優しさに心奪われたから。でもな~~~~(無限ループ)
フロローはヴィラン枠ではあるけど、なかなか人間臭くて良かった。差別を正当化するための正義はよくないと客観でわかるけど、自分が彼と同じ時代、環境、立場にあったら自分を省みられるかといえば、むずかしいだろうから。
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作品感想,映画

2023/11/17
金ローで「ミラベルと魔法だらけの家」初見。
特殊能力持ち一家、ミラベルだけ何も持たないけど、家族想いで前向きでとってもすてきな子だ……!
未来を見てしまったブルーノおじさん、不穏だ……。
バクかわいい!このふわふわ感と小ささはベアードバクかな。
ハナグマとオオハシ、コロンビアが舞台っぽい?けど動物たちもぴったりだ。
家が(キャラとして)かわいすぎるって感想はじめて抱いた。かわいい。
ルイーザが抱くプレッシャーの歌、歌声の綺麗さも相まって刺さる。パワー枠みたいなキャラだってつらいことあるよな、そうだよなあ。
アントニオがぬいぐるみ差し出したとこでガチ泣いちゃった。大切にされてるぬいぐるみには愛があふれている。本物のヒョウの友達ができても、あのときのぬいぐるみ大事にしてくれてたんだね……😭
ブルーノは常時発動型の能力じゃないから扉が光ってなかったのか!
イザベラの歌も素敵。素晴らしい花は美しいバラだけじゃない。アガベやサボテンなどの推し植物がいっぱい出てきて普通にテンションが上がる。
この流れで家と奇跡と立場を手に入れてしまったおばあちゃんの苦労とプレッシャー推してしるべしだな。三つ子を一人で育てるだけでも尋常じゃないのに。
ブルーノおじさん良いキャラしてるなー!!
明確なヴィランとかがいるわけではないのに、それぞれのキャラに物語と人間らしい深みがあってドキドキした。とてもよかった!
なによりミラベルが、見てるだけで元気になるような主人公なのがよかった。
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おばあちゃんとミラベルの奇跡がどちらもカシータなんだろうなと思う。ミラベルは序盤からカシータの言っていることが分かっていたぽいから。
ギフトの儀式のときに扉が消えたのは、消えたのではなくカシータそのものを包んだから見えなくなったのか、或いはまだ引き継ぎの時ではなかったから?(建て直した時にカシータがギフトと同じ光り方をしてたから後者のがしっくりはくる)
本来はすんなり引き継ぎされるはずが、二人の間に軋轢が生じてしまい家が崩れてしまったってことなのかもしれない。
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作品感想,映画

映画「大雪海のカイナ ほしのけんじゃ」観た。
個人的にとても面白かったし、これはアニメだけで終えてしまうのは勿体ないな~! 見てよかった! と思った。
ファンタジーかと思っていたらSFだった。

アニメカイナを観始めた最初の理由が、キャラデザの雰囲気がファンタジーっぽい、それも剣も魔法もないハイファンタジーっぽくていいな~と思ったからなんですよね。
で、アニメ本編でじわじわと「雪海にはロストテクノロジーがある」こととそのディティールが明かされていったけれど、それでもファンタジー世界の、あるいは我々と違う世界線の未来とかなのかなーと思っていた。
映画の作中で権限者の服を手に取るシーンでそれが全部否定された。
権限者の服がどう見ても宇宙服であること。その後表示される「地球化」という言葉ひとつで、この世界に地球があること、ここが地球ではないこと、そしてここで気付いた内容の何割もカイナは知らないという衝撃がくる。
ファンタジーかと思っていたものがSFでゾクゾクした。
後半にはそれまでの疑問点がぽこぽこ回収されていくし、気持ちいい裏切られ方だったなあ。

自分はSFをほとんど見たことがないのでこれは偉そうかもしれないけど、科学を描く作品で「我々は無関係ではない」という姿勢を感じると背筋を正す気持ちになる。
細かい疑問点はあれど(プラナトの人々が嗅いでたレゴみたいなやつは何なのかとか)それ以上にこの作品を観てよかったという嬉しさがあった。
前半の海溝を超えるシーンのハラハラ感、中盤以降の情報量、エンディングに感じる未来への希望、とても良かったです。
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#大雪海のカイナ

作品感想,映画

「七夜の願い星 ジラーチ」アマプラで観た。ほぼ初見。
曲が良いこととフライゴンが活躍することだけ知ってた。
移動遊園地! わくわくするなー。赤くてでかい球からテントが建つの超技術で笑った。
宝石を大事に抱えるマサト、年相応でかわいいな。
ジラーチが口動かさずにエスパーでしゃべる感じかわいい。
ハルカのアチャモがまだアチャモの時期だ……!
あ! ネットでめっちゃ見たことあるシーンだ!! 意外と前半なんだなあ。
ハルカの持ってるウィッシュメーカーで時間進行が分かりやすいのか、上手だなあ。
バトラーの「クライマックスだ」の顔、悪役顔で良いな。遊戯王で育ったのでアニメの顔芸見ると反射的に喜んでしまう。
サイズもテクスチャも嘘すぎるグラードン。もののけ姫のシシ神ぽい要素が地味に多い。
フライゴンさん、視聴前はゲストキャラの手持ちかなって思ってたんだけど通りすがりの方なんですね!? 野生ポケの働きじゃないくらい活躍している。これは惚れる……。
ジラーチの最初で最後の願いがこの歌なんだなあ。
個人的にはフライゴンがかっこよすぎてフライゴン映画だ……という印象がいちばん強い。ジラーチもかわいかったし、マサトに感情移入する年齢の時に見たら泣いてたと思う。
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#ポケモン映画

作品感想,映画

「君たちはどう生きるか」視聴。
なるほどなあ、という感じ。
わりと好きな感じだったし見てよかった。
予告で内容知ってたら劇場に足運ばなかった気がするので、これは良い縁でした。
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「君たちはどう生きるか」という問いをこの監督が噛み砕いたらこうなるんだなと思った。
死生観を分解して、それぞれの要素を具体性で包み込んでまとめたような作品だなとタイトル含め思ったので、よくわからないとか夢みたいという感想が出るのも納得。自分もかなりふんわり受け取ったし、このふわふわのままの解釈も大事にしたい。

宮崎駿がやりたいことやってるというのが一作品だけで分かるくらいには、これまでの映画でも好きなものを表現し続けてきたってことだよなー。すごいなと思う。

全体的な雰囲気として児童書っぽさを感じたのでけっこう楽しめた。よく感想で夢みたいだと言われている部分が、自分には児童書で体験したものとよく似ているように思えた。
門はロダンの地獄の門の文を、ヨットのシーンはスキッパーを、準備する父親はエルマーを、石を語るシーンはカムパネルラを思い出す。
(視聴後にネットで感想見ていたら、門付近の景色は「死の島」では?というのを見かけて、そうだ!それじゃん!!となった。)
画面がとにかく綺麗。特に南国っぽい植物いっぱいの景色の描写と、ヨットのシーンが好き。

父親と義理の母と接するときに漂うなんか気まずい感じの雰囲気リアルすぎてウワとなった。

下の世界でずっと鳥は醜く、人間は美しく描かれているのが気になる。
魚を捌くシーンはリアリティを感じてよかったけど、その後の食事風景はやはり決して醜くはない。でもペリカンがワラワラを食べるのは許せないという主人公の姿に、人間のおこがましさを感じる。
生物種として、あるいは寓意を含んだ動物という存在としてではなく、別の意味合いがあるんだろうなあ。醜く生きて死ぬことから逃げられない、地獄に連れてこられた何か。
ただ上の世界での鳥はかっこよく美しくて、フンまみれになるシーンさえも汚さとかは感じず、これは生に付随する当たり前のものなのだ、というすんなりした納得感がある。
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作品感想,映画

「ディノ・キング 恐竜王国と炎の山の冒険」視聴。
最近ティラノと同じくらいタルボ見る機会増えてきた気がするな。アジアの作品だからってのもありそう。
カルノもテリジノも大好きな恐竜なのでここがつるんでるの嬉しい。
ブルーちゃん強気な感じかわよい。
サソリといいモンスターといい、恐竜以外の生物のサイズ感がでかすぎる。造形はいいんだけどサイズのせいでリアリティあんまりないな~。迫力全振りって感じがする。
翼竜なんだろう?と思ったらズンガリプテルスというらしい。頭の形が面白い。
地形も違和感が多い。最初にいたジャングル→一面の岩場と砂漠→主人公たちのいる岩場なんだけど、敵キャラは目的を果たすために何十キロも毎回この距離を……?という気持ちになるし、敵キャラはなぜそんな土地から離れないのか。
火山のすぐ裏が緑豊かな草原と森なのも気になってしまう。
恐竜以外の生き物や環境は気になる箇所多かったけど、恐竜のクオリティはとても高くてよかった~。
リアリティのある造形を崩さずに人間っぽい表情を出すのがうまくてすごい。
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作品感想,映画

「魔女見習いをさがして」視聴。
東映がYouTubeで期間限定公開をしていたので。
ちなみにおジャ魔女シリーズは、おぼろげなリアタイ記憶+数年前に2期まで観た。
登場人物がおジャ魔女シリーズの視聴者なので、どうなってるんだろうな~と思ったけどとてもよかった。
確かに「どれみちゃん」の外側の話なのだけど、どれみちゃんという存在がいなきゃ起こりなかった出会いの話だったので。
がっつりファン向けの作品なので、原作を観た時期や媒体は全く問わないけど、ミリしらだったらわけわかんないだろうなというレベルにネタが詰まっている。

原作アニメのすごい点の1つに、同級生にモブキャラがいないってことがあると思ってるんですけど、まさにそれを反映したようなお話だなと思った。
みんなそれぞれ人生があって、全員にこれまで過ごしてきた時間があること、これまで抱えてきた悩みがあることをしっかり描いていた。
個人的には特に大宮さんの、コミュニケーションが得意だけど下手っていうリアルな感じを描くのがすごいなと思った。

あととにかく曲が良かった~。最後の挿入歌で泣いた。
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作品感想,映画

「HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」視聴。
プリキュア映画観るのもしかしたら初めてかも。最初にライトの注意事項流れたとこで気付いた。
ワーッ初っ端から初代だ~~!テンション上がる!かっこいい!
はぐたんの世話、ガチの育児で流石だ。赤子はかわいいだけじゃないからね……。
ミデンのテンション高い声好き。
ミデンによる主役キュアのキメゼリフ引用、半分も分かる自信がないな。
ミップルとメップルだ~!あいかわらずもちもちでかわいい最高!
お母さんだってプリキュアだって、人間だから泣くんだよね。
ミデンの目、カメラのシャッターか。瞳孔っぽい表現できるのうまいなあ。
巨大モフルン無邪気でこわかわいい。
何も写せなかった空っぽのカメラ、人間都合なのにね、切ないね……。ここたまとかもそうだけどモノ視点に弱い。
はぐたんとハリーが視聴者を認識した瞬間、うわあ!!って声出ちゃった。これがぷいきゅあがんばえメタ……。
後半かなり3Dと2D混ざってたけど画面がずっときれいですごい。
何でもなれる、って明言したはなちゃんがミデンにちゃんとカメラの役目を与えたのよかった。道具は人がいなくちゃ何かになれないからね。
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#プリキュア

作品感想,映画

2021/2/24
「セレビィ 時を超えた遭遇」ほぼ初見。
技術に時代を感じる所はあれど、全体的にとても好きだった。
敵の手持ちとかで、モブポケモンとして普段目立ちにくいジョウトポケの見せ場があって良かった。
スイクンの立ち位置も、出しゃばらないけど準伝として映画全体を通してしっかり魅せてくる感じ、とてもかっこいい。セレビィはずっとかわいい。
敵が一貫して悪いやつだったのも、ロケット団の立ち位置が二転三転してたのも、それぞれの魅力が立っていた。
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#ポケモン映画

作品感想,映画

2022/9/14
「ココ」初見。
とにかくザルードの描写が最高でした!!!!
これまでボウシテナガザルがモデルだと思ってたけどそれだけじゃなく、テナガザル類と類人猿の良いとこどりのアクションや移動シーンに見応えがあって、製作陣が霊長類をよく観察して描いたんだろうなと思う。
これを見てなおザルードのモデルがアイアイって言う人は実際のアイアイ見たことないんじゃないかと思った。(過激派)
ココもとてもかわいかった。ココがナックルウォークで歩くの、なんかこう言語化は難しいけど、とてもよかった……。
テーマの親子愛もとても素敵に描かれてて、ザルードの台詞がいちいちグッとくる。子供のころに観たらまた違った感覚を抱くんだろうな。
正直ポケモン映画の中でトップクラスに好きで、タイミングは難しかったかもだけど劇場で観とけばよかったなーっと思った。
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#ポケモン映画

作品感想,映画

2022/5/27
「キャッツ & ドッグス」初見。
ネコ対イヌの対決だけど、製作陣は犬派なんだろうな~というのがよく分かるくらいイヌたちの描き分けが魅力的。ネコに悪意でもあるのか……?
CGのクオリティも(ペット飼育経験がない人間の視点だけど)高くて、カオスで楽しいコメディだった。
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作品感想,映画

2022/5/27
「パンズ・ラビリンス」初見。
ジャンルがダークファンタジーなので明るい作品っぽくはないけど、パンの造形につられて観た。
そしたらバンバン人死にはじめたし、拷問殺人お手のもの!って感じだし、ファンタジー要素思ったより薄めだったのでつら……となりながら観た(暴力系が苦手なのでほとんどのシーン薄目で観た)。
パンのキャラデザがすごくかっこよくて人外感も丁度良かったので、それだけが救いだった。
とりあえずサムネ画像みたいなキラキラファンタジーな映画ではなかったので、サムネ変えたほうがいいんじゃないかと思う。
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作品感想,映画

2022/1/18
「ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー」再視聴。
初見だと思って見始めたけど、展開に見覚えがあったので多分2回目。
新人のカワイイパラメーターカンストネタが大好きなのでとてもよかった。
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